山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

大雨の中、太宰府へ

昨日は大雨でして、バトンの散歩に行けないくらいの冷たい雨が大降りでした。

するとオットが昼前に突然、「そうだ、今日は大宰府に芦雪を見に行こう」とか言い出したので、早めのお昼ごはんを食べてから、行ってきました太宰府まで↓

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www.kyuhaku.jp

長沢芦雪…あの犬とか虎とかの絵が可愛い人ね_という印象しかないワシ。

実際、本物を目にして思ったのは…

若冲や応挙には遠く及ばないけど、芦雪、犬と虎が可愛い」←(;´∀`)

 

本格的に真面目に(゚∀゚)芦雪が描いた肉筆の絵もありましたが。

「うん、上手上手」くらいの感想で(こら)

若冲が描いた動物や植物から見える、螺旋を描きながら濃厚に立ち上るような生命力は感じなくて。

芦雪の絵には、犬や虎、龍や亀が命をほのぼのと謳歌しながら、楽しく生きている姿が描かれてて、見ていると思わずにっこりしました。

子犬の群れには必ず、バトンの子犬時代によく似た黒白の犬もいて。

よちよちと群れて遊ぶ子犬の姿は本当に可愛かったです。

 

芦雪の描く動物たちは、カラスもホトトギスカッコウも、犬も龍も亀もみんな、みんな幸せそうに命の歌を歌ってましたよ。

日本人ならみんな好きな世界観だなあと思ったことでした。

ただ…展示数が少ないのがちょっと寂しかったかな。

会期中の展示作品入れ替えとかケチ臭いこと言わんで、どどーーーんと芦雪の全キャリアを見渡すような展示が見たかったかなー(贅沢)

 

芦雪を見たあとは、久しぶりに山を降りまして(エスカレーターで)

太宰府天満宮に降りました。

参道のお店には海外からの観光客がたくさんおられましたよ。

「弐号機になんぞお土産でも買って帰ろうかのお」と参道をウロウロしてて、見つけたのがコチラのお店でした↓

umegaemochi.com

店構えが参道中、ナンバーワンにおしゃれ&筋が良かったので、思わず立ち寄りました。

お店のカウンターの上にはこんな盆栽も飾られてて素敵でした↓

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出来立ての梅が枝餅を弐号機へのおみやげに買って、あとは満開の梅の林を見たり↓

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拝殿修復中で、仮の拝殿(屋根に木が生えてる)が設えられている太宰府天満宮にお参りして↓

自宅に戻りました。

んで、夜に太宰府「やす武」で買ってきてすっかり冷めた梅が枝餅を食べたんですけどね…

これがもう、驚愕レベルで美味しくて。

焼いた餅の香り、中の餡の香り、味。

最高級レベルでいい素材が使われてて、「梅が枝餅ってこんなに美味しかったっけ!?」と叫んだワシであります。

梅が枝餅は太宰府の参道のお店、オール一個=150円均一で横並びの金額なんですけどね。

こんなにいい素材が使ってあるのに同じ150円とか信じられない。

是非とも太宰府でのお土産は「やす武」でお買いもとめなさってね。

んで、ワシは知らなかったんだけど、「やす武」の奥にはお蕎麦と甘味が食べられるお店があるそうです。

これも多分、絶対に美味しいはず…今度はお蕎麦食べに太宰府に行ったろ…と思うワシでした。

※おまけ 九州国立博物館には柳川の下げもん(=福岡県柳川市ではお雛様を飾る時に一緒にさまざまな吉祥ものを吊り下げた飾りもつけるのですよ)引き連れたお雛様が展示されておりました。