山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイス追悼 9

昨日はボイスの一周忌でした。
思わず色々と思い出してしまって、泣いてしまって(ボイスが居ないという人生がこれほど心細いとは…ある程度予想してたとはいえ)
ベソベソしておりましたが、皆様の優しい気遣いに触れて恐縮しまくりな一日でもありました。

はい

人に甘えてばかりではダメです。
皆様の優しさに寄りかかってしまってはイケマセン。
ボイスが居ない人生に慣れなくては。
慣れたくないけど、慣れなくてはね。

と言うわけで。
久々にこのシリーズを行きますか↓

子犬時代のボイス

まだボイスが子犬だった頃。
ボイスが生後2ヶ月半とかその頃に、友人がしばらく家を留守にするので、犬を預けたいんだけど…と我が家に来たことがあったんですよ。
ボイスはまだまだバブちゃんで(ほんの一瞬しか存在しなかった貴重なボイスの子犬ちゃん時代)
友人宅の犬(ラブラドール)は既に生後半年以上で、立派に成犬の大きさになっておりました。

「子犬同士だし、そんなヒドイことにはならないだろう」

と思ったワシが甘かったのでした(:D)| ̄|_まさか、あんなコトになるなんてー(ーー;;
友人宅の犬はかなり大きめのラブラドールで、雄だったんですけど…
ボイスとそのラブを引きあわせた時に、両者くんかくんかと匂いをチェックし合ったか…と思った次の瞬間、電光石火

ボイス無言のママ、自分の倍ほどもある大きさのラブの喉笛に突然食らいついてですね…(震え声)
そのままぶらぁ〜〜〜んとぶら下がったんですよ。
驚いたのは両方の犬の飼い主とその家族。
「うわっ!!何しているのよボイス、放しなさい!!」
とワシはボイスの胴体を両手で掴んで引き離そうとするのですが、ボイスは死んでも放しませんでした…(再度震え声)

いや、ボイスは死んではないんですけど(当然)
がっちりと歯を食いしばっててキューちゃん(そのラブの名前)の喉笛から離れません。
キューちゃん、パニックになってしまって、「ハワワワワ、あひゃひゃひゃひゃ!!」と悲鳴を上げて腰が抜けてしまって、その場にへたり込んでしまい、ついでに失禁(だばぁ)までしてしまったのでありました…

「子犬だと思って油断したのがいけなかったか…」_(:3」∠)_

実は四国犬というのは、もともとイノシシ猟に使う犬なのですが。「土佐闘犬の交配に使われる犬」でもあるんですよね…
土佐闘犬も最初の頃は、四国犬が元になってたらしいのですが…
四国犬の野性味あふれる闘志と俊敏さが大事らしいので、未だに時々は四国犬の血を入れるのが大事らしいですよ?<伝聞知識によりあやふや情報
四国犬は、ニホンオオカミと交配させて作ったという話もあり。
NPO法人 全国土佐闘犬友好連合会HP

その経緯を知っていたら…もっと注意深く扱ったと思うのですが…
まさか、いきなり殺しにかかるとは…(トオイメ)
ごめんね、キューちゃん(´・ω・`)

でも、それ以来、ボイスのしつけには非常に気を使って。
犬とは絶対ケンカをさせないようにしておりましたおかげで、その一生のうちに一度も犬とは喧嘩をしませんでした。
喧嘩を売られても「お?遊ぶの??」と嬉しがるような犬でした。