山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「黄龍の村」

ネトフリで配信が始まったので、親子3人でワクワクしながら見ましたよ。お題はこちら↓

黄龍の村」(2021年 阪元裕吾監督)

koryunomura.com

ワシ、「べいびーわるきゅーれ2ベイビー」を見て以来、阪元裕吾監督にどっぷりハマってまして。

「べいびーわるきゅーれ」を見るために佐賀県のミニシアターまで出かけたり。

「ある用務員」「最強殺し屋伝説田岡」も履修済みです(*´艸`*)

 

さて、この「黄龍の村」はいわゆるホラー映画のフォーマットにのっとって作られたエンタテインメント作品です。

陽キャの男女グループが、ミニバンで山奥のバンガローに出かけるはずだったのに、途中で車がパンクしてしまい。

迷い込んだ村はなんだか恐ろしげな風習が根付いた恐怖の村だったのだー!!

 

みたいなお話です。

とにかく、この手のお話は面白いって決まっているじゃないですか。

 

ロッキー・ホラー・ショー

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しかり。

「エクスクロス 魔境伝説」

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しかり。

しかもこの「黄龍の村」、「13日の金曜日」的な展開かと思いきや。

全く別方向に話が転がっていくのでめっちゃ面白いんですね。

 

親子3人で手を叩いて大笑いしながら見てしまいました。

しかも、どうもネトフリのデイリーランキングでも堂々、「プラダを着た悪魔」と人気を二分し、シーソーゲームを展開しております。

「あら大変!阪元裕吾監督の魅力が日本中に知れ渡ったるやないけ!!」

と言い合う親子3人でありましたw

 

もちろん、「黄龍の村」は低予算映画で1時間程度の作品なので、「安い作りやなあ」「話がなんじゃこらw」になる瞬間もありますが。

オチの付け方がとても洒落てます。そこに一番感心しましたよワシは。

 

なんせ先日見た「哀れなるものたち」が豪華絢爛なセットと美術、衣装、撮影でこれでもかこれでもかと迫ってきたのに、お話の内容は幼稚なフェミニズムと復讐劇で、盛大にヽ(・ω・)/ズコーしたワシとしましては。

色々拙いところはあるけれど、めっぽう面白い洒落たオチも見られるこの「黄龍の村」に軍配を上げたいと思います。

 

阪元裕吾、今の日本人監督でワシがイチオシのお方でございます。

次回作は「べいびーわるきゅーれ3」になるのかな?こちらも超期待です。