と、言うわけで見てきましたー↓
知ってる人は知っている。
ワシはこの原作漫画が大好きすぎて、一時期は枕元に単行本を置いて、毎夜毎夜読み返していたと言うw
大傑作冒険マンガが原作の映画であります。
X(旧Twitter)にてあまりにも皆さんが「面白い面白い」言うので、やはり原作ファンとしては行かねばなるまい!とマナジリをキリリと持ち上げて、親子3人で見に行ってきましたよ↓
映画館のお客さんの入りは7割くらい?でした。
「そこそこ入ってるなあ」と思いつつ、鑑賞開始。
と、なんとしたことか。ららぽーとのTOHOシネマズは「余計なCMが流れないこと」が一番の長所だったのに、変なローカルCMが延々と流れるように変わってて😱ガーン
で、ありました。
でもユナイテッドよりマシ(マークイズのユナイテッドは延々と20分くらい平気でCMを流してて、それに疲れちゃって映画本編が始まる前に眠りかけてたりしてますw)な程度で、なんとか映画本編にたどり着けました(;´∀`)
さて、実写化不可能と言われた作品「ゴールデンカムイ」ですが。
実はワシ、この久保茂昭監督作品を以前に見たことがありまして。
「HIGH&LOW」シリーズの最初の方2本だけですけど。
非常に男の人をカッコよくセクシーに撮ることのできる監督さんという事は知っておりました。
ただそれが、「ゴールデンカムイ」という世界の中でどれだけ発揮できるのかはよくわからないな…と思いつつ出かけたんですけどね。
全ては杞憂でした。
美しいカメラワーク、原作を忠実に再現するのみならず、大胆に漫画的に展開される場面の素晴らしさ。
格調高い劇伴、原作より丁寧な脚本運び。
俳優陣の奮闘のめざましさ(体作り、アクションシーンのための鍛錬が伺えた)
もうコレ以上、原作に敬意の払いようがないというまでの徹底したリスペクトを感じました。
そして原作に対する愛も。
白石のヌルヌルとした妖怪みたいな全身で雪山を滑り降りる様子は水が流れるパイプの中をヌルヌルと滑ってくるカワウソみたいだし。
なんだか曰く因縁がありそうな尾形という男の妖しい眼光。
杉元の孤独、狂気、暴力、優しさの混ざりあった複雑なキャラをちゃんと解釈して演じる山崎賢人という俳優の凄さ。
原作より大人だけど、十分かわいいアシリパさん。
驚嘆のうちに映画は終わってしまいましたが…
例のラッコ鍋とか家永の恐怖ホテルとか、キロランケの競馬とかいろんな名シーンもこの監督の手で見られるといいなあと思いつつ劇場を出たのでした。