山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

思い出のフランス製コート

本日、クローゼットの整理をしておりまして。

昔、買ってたお気に入りのステンカラーのコート(ロング丈)を発見しました。

コレは1989年とかに、渋谷のフラッグシップ店で買い求めたフランスの老舗カジュアルブランド「CREEKS」のものでございます。

久しぶりに発掘したので、年のため、お洗濯してみました↓

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1989年当時、ワシはジャック・タチの「ぼくの伯父さん」という映画シリーズが好きすぎておりまして。

この映画「ぼくの伯父さん」の映画中、「伯父さん」であるところの「ユロ氏」が着てるようなステンカラーのコートが欲しくてですね。

東京に遊びに出かけた際に、渋谷の大きな歩道橋のある四つ角のところにあったCREEKSの日本フラッグシップ店を訪ねて、買っちゃったという一枚であります。

これはもうさんざん着倒しまして。

チノパンに、ジーンズに、ワンピースに、セーターに、なんならGジャンに重ね着して、何度も何度も着た思い出の一枚であります。

(確か、当時、足元はチロリアンシューズを履いてた記憶)

知らない方のためにチロリアンシューズをご紹介しておきます↓

mens.tasclap.jp

チロリアンシューズとは=革靴だけどラバーソールになってて、街歩きも出来るしハイキングにも行ける、なんなら山も歩けるという便利靴です

 

当時はまだフランスで服を作ってたようなのんびりした時代でしたので、もちろん、このステンカラーのコートもMade in FRANCEでありまして。

内ポケットとかもちゃんとついてて、裏地のチェック柄もなんとも粋な一枚であります↓

襟元のタグが、雨降りの中、レインコートを着たタツノオトシゴの柄になっててw

なんともユーモラスで可愛いんですよ。

 

もともとはメンズの製品で。

30代くらいまでは気に入ってよく着てたのですが、だんだん顔が老けてくるにつれて似合わなくなってきてたので、クローゼットで寝かせておきました(゚∀゚)

 

今やワシの髪の毛がほぼ白くなり、銀髪に近くなってきたので、

「そろそろまた似合うようになってきたかな?」

と取り出した次第であります。

(でもさ、1989年って今から34年前よ!ワシの物持ちの良さよw)

 

明日このステンカラーのコートが乾いたら、是非、着てみたいと思います。

なんせお値段はGUのノーカラーコートの10倍でしたからねw

多少似合わなくても、根性と気合とコーディネイトのパワーで着こなしてみせますよ(できれば出勤用に毎日着たいのです)