山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

昔のブランドの再評価って来るかもね

スクーターで駅まで通っている弐号機ちゃんのために下半身は防寒裏ボアつきのパンツを履かせてて(当然、パンツスタイルの時もスカートのときも履いてる)上半身は…さてどうしましょう。
色々探したけど、なかなか良いのがないし、もっとこう丈夫で長持ちしそうでいいデザインのものはないのかしら?て事で。
結果、「ワシの古いジャケットでも着せとくか」って事で(^_^;)

30年近く前にCREEKSで買った冬物のジャケットを「いよいよ寒くなったらコレを着なさい」と貸し与えていたんですね。
で。昨日は。
朝起きたら車が凍りつくほど寒い朝でした。
夜が明けた頃は気温が0度になってて。
いよいよCREEKSのジャケットの出番となりました。
ソレを着て弐号機ちゃんは大学に行ったんですけど。
帰ってきて、ワシにこう言いました。

「あのジャケット着てたらすごく評判がいいんだけど…?」
「色んな人がやってきては似合うだの素敵なジャケットだのと褒めて行くの」ですと。
(彼女が通っている大学は都心に近いのでみんな着るものに気を使っているらしい)
なるほど(^ρ^)

むかーしワシがそのジャケットを買ったばかりの頃、某建築デザイン事務所で働いてた友人がワシが着ているのを見かけて、
「ソレいいわね!」と言ってすぐに色違いを買ったって事がありまして。
ワシも昔、冬に京都旅行した時にコレを着て出かけて。雪が舞い散る京都でもコレを着てたら全然寒くなかった思い出があります。

CREEKSって1977年に創業したフランスのカジュアルブランドで。
アメリカンカジュアルをフランス風にアレンジした…みたいなデザインですごく良かったんですよね。
1980年代末期には渋谷の明治通り沿いに大きなフラッグショップがあって(確か、一度出かけた記憶あり。歩道橋のすぐ横にお店があった)日本でも人気があった記憶。
1990年代初頭には福岡にもブティックがあったし、熊本にもあった記憶。
当時、ジャック・タチの大ファンで彼のファッションを目指してたワシはステンカラーのコートとかジャケットとか色々買ってましたね↓


※うーん、パリの下町のエスプリ(・∀・)

デザインが超ベーシックで機能的。
素材も良くて色が割りとビビッドなのに何にでも合うと言うのも「着回し派」には良かったんですよ。
気がついたら日本にはそんな感じのブランドがなくなって、今更再評価されるのかもですね。

今はメンズがヤフオクやメルカリあたりで取引されているみたい。
ジャケットは特に内ポケットの付け方とかに工夫があって良いのですよ。
もし見かけたらマストバイかもよ。