山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

アッパッパを夏にどうぞ

と、いう訳で。

新しく買った4枚の安物ワンピースと、元から持ってたGUのTシャツ型ワンピースを家ではローテーションで着ておりますw

(そもそも、ワンピースを買うきっかけになった最初にSHEINで買ったよそ行きのワンピースは_お値段が1400円ぐらいなのにw_お出かけ用にとっておかれてて、家では着ないようにしております 素材がレーヨンなのであまり涼しくないって事もありますが 黒地に白抜きのヒョウ柄?なんで結構シックなデザインなんです)

 

朝の散歩が終わったり、仕事から帰ってきたらシャワーを浴びで、その直後にワンピースに着替えて、体中を風がすり抜けるのを楽しみながら涼しく過ごしてますよ。

生地が薄くて軽いので、どんどん洗濯してもどんどん乾くのでとても便利です。

 

そもそも、昭和の頃は「アッパッパ」と呼ばれる簡易服(清涼服とも呼ばれた)を世間のおばちゃんたちは着てたんですけどね。

あれは「生活の知恵」だったんですね。

ja.wikipedia.org

福岡県民は50年くらい見続けているこのCM↓

このCMで「こら、ゼンジ!」と息子を叱り飛ばしている博多のおばちゃんこそが、まさに昭和の「アッパッパ」を着ておられますよね。

よくよく見るとこのアッパッパ、白地に黒い小花柄?のなかなか素敵なテキスタイルが使われてて、東欧風ってか北欧風にも見えます。

大阪万博直後あたりのモダンなデザインが庶民にまで流行ってた事の歴史的な証拠にも感じました(みんな信じられないだろうけど、大阪万博直後の1970年~73年頃ってスペーシーでサイケなデザインとか流行って、庶民も超カラフルなファッションを楽しんでいたんですよ)

 

昔の女性は、自分で型紙をとってお裁縫して自分で着るためのワンピースとか縫ってたんですよね。

それこそ、手ぬぐいや浴衣をバラしてそれを簡単なワンピースに仕立ててた、そんな時代もあったんですよね。

庶民の知恵で夏の暑さを乗り切ってた。

そんな時代の面影がある「アッパッパ=夏のワンピース」という存在であります。