山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「トップ・ガン」

実はワシ、先日、生まれて初めて「トップ・ガン」(1986年 トニー・スコット監督) を見たですよ、アマプラで…w

トニー・スコット監督は好きな監督なんですけど、どうもワシ、トム・クルーズと食い合わせが悪いと申しましょうか…

トムくんの良さが「肉体的なポテンシャルが高い」以外に感想がないんですw

 

しかも1980年代後半と言えば、時代的にも「ロックが死んだ!!」とワシが個人的に勝手に嘆いてた頃なんで、ヒット曲がガンガン流れて才能あるパイロットが活躍する映画とか、正直な話、全く食指が動かなかったんですよ(;^ω^)

 

んで。今回、生まれて初めて本編を見たんですけど…

なんというか「時代だねー」という印象でした。

いわゆるトレンディドラマの定石みたいなものを感じました。

 

それと一番感じたのは、

「トムくん、演技が変だよ」

でありました。

なんか意味なく(あるのかもしれんけど)会話の途中とかで、トムくんは意味なく満面の笑顔を見せるんですよ。

「え?なんであんた笑ってんの??」と映画本編中を見ながら何度も突っ込んでしまいましたw

普通は笑ってはいけない場面で何故か「ニカー☆」と会話の合間に笑顔を挟み込んでくるんですね、トムくん。

これは…アメリカ人なのに「笑ってごまかすテクニックを持ってる」てことのアピールなんでしょうかね。

よくわかりませんが…

 

「なんか既視感があるなこの変な演技」

と思ってて、気がつきました。

「あ。キムタク」とね。

 

キムタクの演技もよくわからない時がありましてワシ(ごめんね)

意味なく、ふてくされてるように見えたり?意味なく笑顔を見せてたり?

「この人、何考えてこの表情で演技してんだろ」と考え込むことがよくあるんですな。

「もしかしたらサイコパスなのかも」とその意味不明の表情の理由を考えたこともありますが。

なんと、その元ネタはおそらく、この「トップ・ガン」のトムくんなんですなw

見てるものを戸惑わせる、意味のない笑顔の波状攻撃。

「もしかして、トムくん、脚本を読み込むとか、脚本を解釈して演技プランを立てるとか一切しない人なのかも」と思わせるものがありますな。

なんというか、悪い意味で「測り知れない」という言葉がピッタリの演技でしたよ。