山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

腕時計を鍋で煮る

ベルトを調整しててわかったことは、中古のオークションで落札した500円の腕時計(送料210円)

は、一応、出品されたときにもちゃんと清掃されてて、結構キレイだったんですけど、やはり、ベルトコマを固定しているピン周辺とかは微細な汚れが残っているんだなあってことでした。

 

新品のダイヤ入りの腕時計の方はコマを固定しているピンも素手で扱えるくらいスムーズに動かせるのに、中古の方の腕時計はそうも行きません。

ピンを抜き去るのも刺し直すのにもペンチが必要でした。

(つまりそれくらい、ピンの穴に微細な汚れが入り込んでいるということ)

 

これは、腕時計のベルトを全部分解して(つないでるピンを全部抜き去って)みっちり部品ごとに清掃してもいいんですけど。

「もうちょっと手軽にできないかな」

と少し考えまして、「そうだ、あのやり方でやってみっか」と試してみることにしました。

 

1)まずは小鍋にお湯を沸かす

2)煮立ったらオキシクリーンを大さじ一杯程度振り入れて煮溶かす

3)火を止めて酢を大さじ2杯程度入れる

_と、ここで盛大に泡が立ってブクブクとお湯が沸き立ちます

4)腕時計をそっとお湯に滑り入れて、数秒間、鍋を揺すって汚れを浮かします

5)腕時計をスグに水にとり、流水で全体を洗い流します

 

※もしも真似するときは自己責任でお願いします

 

が、このやり方でびっくりするぐらい腕時計がきれいになりましたw

本当は熱とか与えないほうが良いに決まっているんですけど。

さすがSEIKOのソーラー腕時計。

この程度じゃビクともしませんでしたぜ(;^ω^)

 

時計のベルトの隙間も、ガラス面も裏蓋部分も、まるで薄皮一枚剥いだみたいにスッキリ、ピカピカになりました(゚∀゚)

おかげで白蝶貝の盤面もはっきり見えて、光にかざすとシラー(遊色)が虹色に光って、ものすごくきれいです。

いやー500円でいい買い物しましたわ(^o^)