山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

孫P 8歳になる

孫Pが8歳になりました。

元気いっぱいに賢く育っております。

 

思い出せば。

この子が生まれた日は、嵐のようなお天気で、雪が横殴りに吹き付けてくるかと思うと一転輝くばかりの黄金の日差しが病院の窓から降り注ぐような、目まぐるしいお天気の日でした。

陣痛室から分娩室へ移った初号機を思いながらも、病室でそわそわと待ちつつ

「なんとまあ、すごい天気の日に生まれてくる子なんだ この子はきっとStorm Riderなんだな」

と思ったことを覚えてます。

 

無事に生まれたと知らせが届いた直後に、レトルトが「やったあー!!」とガッツポーズで飛び上がって喜び、

ワシとオットに握手を求めてきたことを覚えてます。

父を知らずに育ったレトルトに新しい家族が出来たこと、これはとても良いことなんだと咄嗟に思ったことをよく覚えてます。

 

その子がもう8歳ですよ。

 

男の子を育てたことがないのでよくわかりませんが。

8歳ぐらいまでならあまり男女の差はないような?

孫Pは初号機や弐号機の子供時代にもよく似てて、頭が小さくてシューンと細長い体型で、活発によく動き生きていることが楽しくて仕方ないという風にケラケラとよく笑い、元気いっぱいにお父ちゃんとお母ちゃんに甘えて暮らしております。

 

ワシはかつて一時期は激しく思いつめて(全方位から責め立てられて)「この子の命はワシの命と引き換えにしてでも守らなければならない」と覚悟を決めてましたが。

まあ、良かった。

孫Pは無事に生まれてすくすくと育ち、8歳のお誕生日を迎えた昨夜、

ワシが贈ったお誕生日プレゼントを開封しながら(開封の儀の様子を初号機が動画で送ってきてくれた)

「すげー!すげー!!やばい、やばい!!ロボットだーー!ジジ、バァバありがとうーありがとうー」ヽ(^o^)丿

と飛び跳ねて喜んでいるのです。

 

これ以上、ワシの人生に何を望みますか?

人生の喜びをしみじみと実感した夜でありました。

 

とか言ってたら、夜にクライアントさんから電話。

「我社のこと、まだ覚えてくれてる人がいらしたのね!!」ヮ(゚д゚)ォ!

と驚いたのでしたw

久しぶりのデザイン業務の依頼ですよ。

 

たくさんのデザイナーがイラストレーターがコピーライターがカメラマンが消えていったこの10年。

みな、健勝であってほしいと思う夜でした。