数日前からネット上を騒がせているこの話題↓
古のロックファンには有名な話題だし(多分、このインタビューが掲載されてた頃は、ワシはロッキング・オン・ジャパンを普通に買ってた)
今更蒸し返されるのか…このスティグマからは彼は一生逃れられないのだな…と思いましたし。
それと同時に改めて、「世間のみんな知らなかったのか!?」と驚いた次第であります。
上のリンク先でも言及されてますが、「90年代の鬼畜系ブーム」というのがありまして。
そういう空気の中で生まれてしまったインタビューと捉える向きもありますが。
ワシ的には「これは生まれ持った性癖みたいなもんじゃねーの」と疑っております。
それは単純に、「本人が今回の騒動に至るまで反省も謝罪もしてこなかった」という理由からなのですが、いかがでしょ?
今回、本人による謝罪文も公開されましたが↓
小山田圭吾さん謝罪文全文 自身のツイッターに掲載(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
実にコレが、「お手本のような謝罪文」でありますが、今回の騒動により、自分のキャリアをすべておしゃかにされると思ったのか?「仕事を奪わないで!僕を潰さないで!!」という悲鳴のような謝罪文で、とても良く練られたものだと思いました。
でもこの一文↓
学生当時、私が傷付けてしまったご本人に対しましては、大変今更ではありますが、連絡を取れる手段を探し、受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております。
に関しては、「もしも被害者の人が、自分が何をされたのか覚えてて、それが意味することを理解してたら、到底謝罪とか受けられないだろうな」とも思いました。
例えば、女性であったら、かつてのレイプ犯が「謝罪したいからお会いしたい」て言ったら受け入れられますか?という気持ちに近いです。
つまり、過去において、彼は「そういうことをやった」のであって、彼は世間により「重大なスティグマを背負った人間」と見られているわけですよ。
ワシとしては、別に彼のファンでもないし、彼の音楽も好きではないのでこの話題、正直、「オリンピックに楽曲を提供するとかしないとかどっちでもいい」んですけど(というか、親目線で見てしまって、「自分に息子が居て子供時代にこんな事をやらかしてたら絶望で目の前が真っ暗になるな」もしくは「もしも我が子がこんなひどいことをされたら絶望で目の前が真っ暗になるな」とは思う)
ただ、問題は、このような重大なスティグマを負ったニンゲンを社会はどう受け入れるのか?その一点に興味があります。
ワシとしては「アンダーグラウンドにおかえり、もう日が当たる場所に出てきちゃ駄目だよ」というスタンスです。