山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

弐号機の心の広さに驚くワシ

そんなワケで、昨日は夕方(16時頃)にお昼ごはんを食べてしまい。
「あら、夕飯入るかしら?」とか思ってたら、初号機がバイトから帰ってきたので。
彼女にもそんな時間だというのにお昼ごはんを与えるw(16時半)

ところが暗くなっても弐号機が帰ってこない…
あれ?なんかおかしい??
とか思いつつ、「夕飯ねー夕飯、腹減らないしなー作るモチベーションが」
とかウダウダしてたら暗くなってから弐号機が帰宅。

「え?遅かったね」
と言うと、
「話し合いがあってたので」との事。

小中学校での「話し合い」というのはつまり、トラブルの解決という事である。
え?なんかあったの??
と尋ねるとつまり。
最近、部活動で辞める人続出。どうやら部内でのいじめがとうとう発覚して隠し仰せなくなってきたので、いじめの犯人が謝罪を入れるという条件で「いじめをなくそう」「部活動を元に戻そう」という動きが出ているらしい。

「え?部活に戻るの??」
と訊くと、どうやら職員室でも弐号機が部活をやめたことは話題になってたそうで、
「あれだけの才能がある子が帰宅部なのはモッタイナイ」という話になっていたらしい。
部活の顧問の先生も今年から違う先生になり、「部活に問題があっていじめの本人だけが部活を続けているという状態はよくない」という判定がくだされて、こんな事になったらしい。

「え?それであなたは犯人を赦すの??」
と訊くと、
本人が心から謝りたいと思ってて謝罪するんだったら赦すよ
などと弐号機が事も無げに言うのでひっくり返るワシ。
「えー(;゚ Д゚)お母さんだったら、一生許さん。呪い殺すまで恨み続けるわーって本人に言うわ」
と言うと弐号機、顔色一つ変えずに、
「お母さんは心がせまいでしょ?ワタシは心が広いのよ?」などと言うですよ(^◇^;ワーイ

あまりにも状況がにっちもさっちもいかなくなり(自分以外の部員が全員辞めちゃう一人ぼっち状態)、このままじゃ内申書にも書かざるを得なくなってきたので、犯人も反省して(表面上だけかもしれないが)謝罪を入れる気になったらしい。
「ま。来年は受験だし本人も心を入れ替えたか」
と思ったけど、結局、ご両親にはこの話は伝わっては無いんだろうなあ(´・ω・`)とも思ったわけで。

ワシの人生の経験から行くと、人の性根というのはそうは簡単には変わらないので、一生同じようなことを繰り返すんだけどね、こういう人はw
だからこそ、「一生許さない」と宣言する人物が必要になってくるわけで。
ま。弐号機ちゃんはお育ちがいいから心が広い。それがわかっただけでもよしとするか(´ω`)