山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「サスペリア」VS「サスペリア・テルザ 最後の魔女」

少し前に期せずして「サスペリア見比べ大会ひとり」を開催してしまったので、忘れないうちに書いておきますね。

 

まず、最初に見たのはリメイクされた「サスペリア」(2018)

コレが全然おもしろくなくてですね…

「なんでこんなに面白くないリメイクができるの??」。・゚・(ノД`)・゚・。

とか思ってたらこのリメイクの監督ルカ・グァダーノでありました。

 

ワシが生理的に耐えられなくて途中で投げ出した映画「君の名前で僕を呼んで」の監督じゃないですかやだー!!ヽ(#゚Д゚)ノ

君の名前で僕を呼んで」はイタリアのひと夏の体験を描いた映画で、前評判が良かったので見てみたんですよね…

もっとセンシティブな思春期の少年の心の動きを追う映画なのかなと思って見始めたら、割と直接的な

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な世界だったので、見ててアホらしくなって途中で投げ出しちゃったんですねw

「なんだよ、つまんねー映画と思ったらコイツかよ!!」

後々、すごく納得してしまったのでした。

 

リメイクされた「サスペリア」は1977年、東西が分断されてた頃のドイツ・ベルリンが舞台になってて。

まあ、そんな設定だから「お、面白くなるかな」と見始めたらこれが全然面白くならないw

極左テロリストとダンサーのつながりとか、それらしい設定は出てきますが、どうにもこうにもそれ以上物語が転がらない。

 

「こんなんならリメイクする必要ないのに」(´・ω・`)

とまで言わしめた迷作映画に仕上がっとりますw

 

そしてこなた「サスペリア・テルザ」(2007)

この作品、監督は本家オリジナル、サスペリアの世界観を発明したダリオ・アルジェントでありますードンドンパフパフ☆そしてこの作品は「サスペリア三部作」と呼ばれる魔女物語の最終章にあたります。

 

そして主演は#metoo運動で大騒ぎした挙げ句、自分も若い俳優を性的に虐待したと訴えられてしまった監督の本当の娘アーシア・アルジェントたんですードンドンパフパフ☆

 

しかし映画本編は、年をとってもさすがだ本家ダリオ・アルジェント

残酷シーンの容赦なさ、ホラーな場面でのエロさは他の追随を許しませんw

意味なく残酷なゴアシーンが映画中、何度も唐突に出てくるのでびっくりしてしまって、しかもそのあまりにも極端な暴力っぷりに思わず笑ってしまうんですね。

サバト?みたいなシーンでは女性の尻に直接口をつけて大腸をすすりだす?シーンが有って爆笑してしまいました(荒唐無稽すぎる)

※調べたら「ムカデ人間」が2010年の映画だから、口と肛門直接プレイはこっちが先!なんですよw