立て続けに映画を見たので、そのお話でもシときます(忘れないうちに」
・「暗殺のオペラ」 ベルナルド・ベルトルッチ監督 1970年
もともとはテレビ用の映画だそうで。
確かに、画面はきれいだし堂々たる作りなのですが、そこはかとなく漂う火サス臭(;^ω^)
戦争中にファシズムと戦い暗殺された実の父親の故郷を訪ねた主人公(父親と同姓同名で同じ俳優さんが二役で演じております)
そこで出会ったのは戦争中に一緒にレジスタンスをしてた父親の友人たちと父親の愛人だった女性
みんなの証言をすり合わせながら、父親がオペラを見に出かけた先で本当は一体何があったのか?の真相に迫る主人公なのですが…
というお話なんですが、まあ、お話はわりかしどうでもいい。父親の愛人だった女性を演じるアリダ・ヴァリがいい女でビックリです←
※まさかこのおばさまが後々恐怖映画「サスペリア」であんな役を演じるなんて…
・「夜」 ミケランジェロ・アントニオーニ監督 1961年
アントニオーニ作品て基本、「愛の不在」を描いているので、精神的に弱っている時に見ると、コテンパンにやられてしまうので、あまり見たくなかったのですが。主演がマルチェロ・マストロヤンニとジャンヌ・モローだったので見てみましたw
そしたらねえ、もう…この映画は本当に素晴らしいです。ビックリよ!
愛の不在を描きながら、手探りで愛を求める中年男女を見事に描いておりまする。ラストのラブレターを音読するシーンでは感動に打ち震えましたよ…
※とにかく、1960年当時のミラノの習俗、ファッション、全てが圧倒的におしゃれで目が潰れそうです(´;ω;`)
・クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦 原恵一監督 1999年
20年くらい前に見て大爆笑した記憶があったので、改めてAbemaの無料配信で見てみたら、やはり爆笑してしまいました。
当時は丹波哲郎の出演と、オースティン・パワーズのパロディネタで笑ってた気がしたのですが、今見返してみると、自衛隊が出てくるシーンがまんま「シン・ゴジラ」なんですよね…
こ、これは庵野監督…絶対にこの映画を下敷きにして「シン・ゴジラ」の演出したでしょ!!とまで思いましたともええ。ビックリな発見でした。
そしたら、水島努も演出に関わっているんですよね、このクレしん作品。
水島努はかの「ガールズアンドパンツァー」の監督ですよ。
戦車の戦闘シーンが凄いはずです。