山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

朝の衝撃

最近、仕事が激忙しくて、本日やっと4連勤の最終日でした。

「さ。今日もとっとと走ってきて仕事に行く準備しなきゃ」

ってんで、いつものようにバトンと一緒に家を出て、近所をぐるりと一周しまして

「あの坂(山)道を登れば家だ」

ってところまでやってきたところで、ワシは風景の異変に気がつきました。

 

「…あんなところに岩ありましたっけ??」

古い街道ですが、今はあまり使う人もいない山の中の古い道ですよ。

真っすぐ行けばバス通りに降りて行き、左に曲がって道を登っていけば我が家にたどり着けるというところで、周囲は山と畑、左手に納骨堂のある小山があり、右手は深いヤブ。

このヤブの奥が、先日から大工事してて山を削り取ってる場所であります。

 

その時にワシが目にした光景がコチラ↓

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朝日の中にすっくと立っている凛々しいまるで彫像のようなその姿は、

見紛うことなきイノシシでした_(┐「ε:)_

 

「やばい!!」と思いまして、バトンと一緒に回れ右してもと来た道を数十メートル走って戻りまして、振り返って見たら、イノシシの姿はもう消えておりました。

 

「え??イノシシは山奥に去ってったのかな?大丈夫なの??」

とおどおどしながら、ポケットの中のiPhoneでランニングアプリを起動してましたので、そのまま流してた音楽を最大音量にしてみました(核P-MODEL「無頭騎士の伝言」)

 

そのままキョロキョロしながらその古い道を左に折れて、無事に自宅に戻ることが出来ました。

…やっぱりあの消えた山周辺は危険だわ。

先日、遠目から見てて、イノシシが軽トラをかわしながらヤブに飛び込んでいった場所がまさにこのイノシシが佇んでた場所だったんですもの。

 

削られた山のちょうど反対側になるんですけどね。

イノシシはヤブからヤブへ移動するので、山の裏とか表とか関係ないんですよ。

 

自宅まであと200mという地点でイノシシに出くわしたのでびっくりしちゃいましたよ(このまままた来た道をまた2キロ戻って家に戻らねばならないかと覚悟したほど)