山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

つぶやく親父がいる店

野菜のストックが色々切れているけど、昨今、お野菜の値上がり甚だしく。

「仕方ない、産直所を訪ねてみるか」

と仕事が終わったあと、のそのそと隣町の産直所へ行こうと運転しておりましたら。

何故か道端に消防車が。

「ん?こんなところで消防車?」と見てたら、その先の居酒屋?ろばた焼き?のお店が丸焼けになってました。

お店の駐車場には消防車が3台も止まってました。

これだけの消防車が来てたってことは大きな火事だったみたいですね(ワシが通りかかった時はすでに鎮火してた)

このお店の店員さん?らしき人数人が散らばったガラスを拾って後片付けされてました。

 

そんな様子を横目に産直所へ。

本当はナスが欲しかったんですけど、全然ないので、150円のかぼちゃと100円のにんにくを買って移動。

 

「火事現場の隣にも確か小さい産直所があったよね」

と思って立ち寄ってみると、結構なお客さんが来ててびっくりしました(ワシは初めて訪れた←いつも前を通り過ぎるだけでお店に入ったことがなかった)

 

もう午後だったので、いわゆる小屋掛け(壁がない屋根だけのお店形態)のお店の棚にはもう並んでいるものも少なくて。

カウンターの中に親父さんが1人店番なさってます。

「どういう会計システムなんだろう?」と思いつつ、50円の袋いっぱいのミニトマトと、100円の袋いっぱいのミョウガを持って、カウンター内の親父さんに見せると、親父さんはワシの手元をちらりと見て、

「150円」

と宣託なさいます。

「はい、150円ですね」とカウンターの上に150円を置くと、

「どうも…」とつぶやく親父さん…

 

いわゆる「愛想もコソもないお店」ですが…まあ、このあたりの産直所とか、基本、こんなもんっすよ(;^ω^)

品揃えもアレですし、親父さんはコレですけど。

置いてある品物は新鮮で安くて良かったです。

…また行こう…w