というわけで。
去年夏のフジロックで平沢進に再会したワシはものすごい衝撃を受けて、以来、コツコツせっせとCDやらDVDを買い集めております。
大人だから大人買いできるかと思ってたらそうはイカのキンタ○よ。
筋金入りのビンボーなんで、CDはアンケートサイトに登録してポイントを貯めてそれをAmazonのギフト券に交換し、それでCDを買う作戦だし。
ライブDVDは公式サイトの直販でしか買えないので、本当にポツリポツリとしか買えませんが。
ものすごく楽しい( ・∀・)
ワシはいつだって、ワシを驚かせてくれる音楽と出会いたくて、ワシに雷を落としてくれる音楽と出会いたくてウロウロしているような人間なのですが。
まさか数十年ぶりに再会した平沢進に雷を落とされるとは思ってもいませんでした(実際に彼はステージ上でテスラコイルという落雷機械を使って雷を落としてましたが)
最初は平沢進ソロから買い集めはじめまして。
そうしましたらまあコレが、どれもこれも名作揃いで、「こりゃあすごい」ってんでライブDVDも買ったら、コレもすごい。ビックリの連続でして。
恐る恐るソロプロジェクトの「核P-MODEL」にも手を出してみたらコレもすごく良い。
ソロの平沢進名義ではシンフォニックロックと言いましょうか。重厚なオーケストレーションや多重録音によるコーラスが楽しめて、民族音楽風もあり、アコースティックもありで楽しめます。
核P-MODELは昔のP-MODELの世界観を後継するようなシンセ音多めのハードなSFっぽい世界観で展開されます。文明批評的というか、科学的?(自信がない)
平沢進ソロの音楽性が「祈り」であるなら、核P-MODELはもう少し軸足が「現実」とか「科学」にかかっている気がします。
明らかにこの両者は、同じ一人の人間がやっているものにも関わらず、その音楽性にも差異が見られるし、実質一人でやってても名義が違えばやっていることも違うというのが「面白いな」とワシ思うのですが。
なんだか近年、ついに平沢進ソロと核P-MODELの音楽性が斑に入り混じり合い、一つの音楽として統合されつつあるような気もします。
「その過渡期をリアルタイムで見られることに間に合ったのは我ながらラッキーだったな」と思うのですが、それもこれもフジロックのおかげ!(゚∀゚)
そしてついにワシは昔、バンドとして存在してたP-MODELにも手を出し始めましたよw
まずはコレを買ってみました↓
「音楽産業廃棄物~P-MODEL OR DIE」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E3%80%9CP-MODEL_OR_DIE
※ワシはAmazon経由でCD版を買いました。
聞きました。すごく(≧∇≦)bイイ!!
もうビックリですよ、なんですかこの愛嬌のあるロック。
このアルバムが出たのが、1999年。これをMP3で配信するためにメジャーレコード会社から離脱し、本格的に当時はドン・キホーテ的とも思われた、たった一人の音楽業界への戦争を始めちゃったんですね。
とても歴史的なアルバムでもありますが、なんとも愛くるしいキラキラとした音が踊りうねっております。素晴らしい…