※本日のブログは映画「ドールハウス」のネタバレを含みます caution!
まず、弐号機が一足先に1人で博多駅まで映画を見に出かけておりまして。
帰宅するなり、「すんげー面白かった!みんなで行こう!!」と主張しますので。
昨日、残業から帰ってきて、サクッと最寄りのシネコンまで親子三人打ち揃って、映画を見に出かけてきましたよ。
お題は「ドールハウス」(矢口史靖監督 2025年)なんであります↓
久しぶりの矢口史靖監督作品。
いやー、面白かったですよ!
観客をブンブン振り回しては、監督の手のひらの上でコロコロと転がしてはグリグリとこねくり回し続けて、めくるめく恐怖の世界に引き込んでいく手法!お見事です。
しかも色々なポイントで手を変え品を変えて笑わせに来てくれるのでもう楽しい楽しい。
見てて、ホラー映画はこうでなくっちゃあね!(゚∀゚)と思い出しました。
しかも大入り満員の映画館とか久しぶりでしたよ。劇場内は若者でギッチギチです。
クセの強い役者を配しているのも良かったし、また今回も「西田尚美を探せ!」モードになってたのは矢口史靖監督からの挑戦状でしょうかw
とにかく、「面白いからこうしました」という監督の強い意志が見える映画でして。
「このシーンの意味は?」と考えた時に、「面白いから」とか「かっこいいから」としか思えないシーンが多くて、ソレにも笑わされました。
アヤちゃんのモデルポージング撮影会とか。
「普通は要らんやろそのシーン」な意味のない演出が、「怖がらせたいから」「かっこいいから」だけの理由で行われているとしか思えなくて、そこにもゲラゲラ笑かされましたよ。
あと、禁呪師が持ってきた箱に厳重に仕舞われるアヤちゃんのシーンとか。
レクター博士並の扱いで爆笑です。
※参考画像 拘束されたレクター博士の様子
長澤まさみの、割とアメリカンな雰囲気の大雑把さを持った主婦を演じる様子も好印象でしてw
「いやいや、そこまで雑には扱わんやろ普通の日本人なら…」
と何度もツッコミを入れて見られるのも楽しいです。
「でも、東京の練馬あたりならコレが普通なのかも…」と思わせられる部分もありーの。
風吹ジュンのおばあちゃまが一番共感を持って見られるキャラなのも良かったですね。
手で直接触りたくないものに最大効果で使えるものはクイックルワイパー一択ですよ、やはり。
すごく楽しい映画ですので、劇場でやっているうちに是非!