山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」

と、言うわけで。

今日は「やっぱり劇場でやっているうちに見とかないと!!」と、思い立ちまして、中洲まで映画を見に行ってきました。

お題はコチラ↓

福岡でも上映している映画館も少ないし、基本、夜にしかやってない映画なので。

「うーむ、見に行くのは無理かも」

とか思ってましたけど、唯一、お昼に中洲大洋劇場で上映されてたので「えいやっ」と出かけてきました。

 

その結果は。

 

うわーー、すごく面白い!

「シン・仮面ライダー」と真逆のベクトルをもつ映画だわ。

目からウロコだわ!!

 

で、ありましたよ。

役者の肉体のスキルを大活用して撮った映画。目を見張るアクションの連続。

これぞ「活劇」でした。

 

この「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」を見ながら、「映画とはアクションである」との思いを新たにしました。

詳しい話はコチラでもどうぞ↓

babywalkure.com

この阪元監督はなんと27歳。

才能が爆発しまくってましたw

見てて、既視感を感じたのは実は映画「ソレダケ/that's it」(石井岳龍監督 2015年)だったんですけどね。

ja.wikipedia.org

共通点は「ロックがかっこよく使われている映画」「犯罪映画」「アクション映画」「ダンサー上がりの役者の肉体スキルを生かした徹底的な戦闘シーンを入れてある」というところでしょうか?

 

「ベイビー~」の方は脱力した笑いのシーンもあるし、オフビートな青春ものとしてもよく出来てて、実にエンタメに全ブリ&特化された映画で。

すっかり、どっぷり楽しんじゃいましたよ。見てて楽しかったですー。

 

現場での役者の動きをほぼラストシーン以外、封じ手にしてCGでアニメっぽいアクションシーンにしてみせた「シン・仮面ライダー」とは真逆の映画でした。

「シン・仮面ライダー」は「シン・仮面ライダー」で楽しんだんですけどね。

 

思わず興奮して「血湧き肉躍った」のは断然、「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」の方でありました。

監督、俳優、アクション監督、こんな素晴らしい才能が今の日本映画界にあったとは、驚きと感心の連続でした。

あなたがお住まいの街でも多分、上映されていると思いますので、良かったら見に出かけておくんなせえ。

楽しいよ?