山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

オイルショック騒動再び?

一昨日ツイッターを見てたら、どうやら熊本で?トイレットペーパーとティッシュペーパーの買い占め騒動が起きてるようで、熊本市長が「トイレットペーパーもティッシュペーパーも国内生産です。なくなるということはないので買いだめや買い占めをしないでください」みたいなアナウンスをなさってたんですね。

 

「…マスクは中国生産だからあれだけど、トイレットペーパーとかまでとか買い占めとか、オイルショックかよ!?」

こういう時に起きることは知ってんだよ!ワシは歴史の生き証人だからw

 

オイルショックの時、ワシは中学生でした(1973年)

お店からトイレットペーパーが消え、週刊漫画誌の発刊が隔週になったり(紙不足で紙が入手できないため)週刊少年ジャンプのページ数が激減して薄々になったりしたものです。

そのうちに何故か洗剤や砂糖まで手に入らなくなって、テレビは深夜放送を取りやめて放送休止にしちゃうし、街中大騒ぎでした。

街中がそんな雰囲気になったのは、確か1974年~75年頃。

 

中学校の担任の先生が、「家でおふくろが新聞紙を切ってるからなにをしてるんだろうと思ったらトイレットペーパーのかわりにするとか言ってる!戦時中じゃあるまいし、新聞紙でケツがふけるか!!」と烈火のごとくいかっておられました。

なので、子どもたちは親から言われて、学校の行き帰りにお店を覗いてトイレットペーパーや砂糖が店頭で売られてないかチェックしたり、西に売っているお店があると聞けば現金握って買いに行き、東に砂糖があるらしいと聞けば見に行ったりしたものでした(実話)

当時は「多分、戦時下の生活もこんな感じだったんだろうなあ」と思いつつ、やってましたがw

まさか、21世紀になってもこんな事が起きるなんてねえ。