山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

2019年10月17日 横浜アリーナで何があったのか その3

その後、「俺たち…ポンコツだなあ」「そもそも横浜アリーナでやるようなバンドじゃねえんだよ」的なボヤキもありつつの、
「お前(真鍋)が柄にもなく感動的なことを言うから…!!」
と何故か、そのイントロミス直前に、関係者やバスターズへの感謝の言葉を素直に述べた真鍋代表のせいにするさわお(さん)なのでした(;^ω^)

場内は笑いと拍手に包まれ、それまでの緊張感が一気に消えて、雰囲気が切り替わった気がします。
「そうだった、今夜はお祝いの場だった。ちゃんと楽しもう」とワシも改めて思いましたよ。

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※開演前のステージの様子
バスターズ友のやいこさまご提供
吊り下げられた電飾看板と赤い豪華なカーテンがわかります(それと館内の天井の高さ)

この日は演出も良くてね。
思わず家に帰った後、弐号機に向かって「ダチョウが出てこなくてよかったよ!」と言ったほどです(20周年の武道館公演の時の演出が色々と不満がありすぎて後々文句タラタラだった)

バックのLEDモニターにうつる映像も幾何学的なパターンやシンプルな物が多くて、しかもちゃんと曲に合ってて良かったです(武道館のときはあまりにも合ってなかったので)
カーテンを閉じて背景のモニターを隠して、純粋に照明だけの演出もとても良かった。

アウトロやギターソロが「通常の3倍」くらいの長さになって、大きなステージを使っての左右端っこまで歩いてってのファンサービスも良かった(そもそもピロウズにおいて、「ギターソロが長くなる」なんてことは前代未聞なんで)
「良かった!アイススケートしながらの演奏にならなくて」(REBROADCASTツアー中に「いいですか、横浜アリーナにみなさん来てくれないと、場内のアリーナ部分がスケートリンクになって、我々、スケートしながら演奏しなければならないという演出になってしまいますよ」というMCがさわおよりあってたので)
としみじみ思うワシでしたw

この日は銀テープが発射される特殊効果もありつつ。
華やかで賑々しい記念公演は終わったのでした。

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※その銀テープ、一枚は思わず空中キャッチして、もう一枚は通路に落ちたのを係員さんに分けてもらったもの
この記念事業のテーマである「Thankou my Highligt」という文言が書かれており、この銀テープには更に、
「With Busters」という一文が添えられておりました。

最後のMCで、さわお(さん)が、
「俺は音楽業界を信用してない!でもキミたちのことは信用したいんだ」という涙をこらえての、振り絞るような発言が思い出されて。
銀テープの文字を見ている目に涙が滲みました。