山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

獣医にて思いがけない猫に会う

ジュエルはなんせ高齢(16歳)なんで傷の治りも遅いし、本当にこれで助かるかどうかは不明なんですな。
「運が良ければ生きるでしょう」というのが昨日のお話でした。

で。今朝は。
買い置きのちゅーるもなくなりそうだし、病院からもらってきた投薬している抗生剤と傷口に直接ふりかける粉状の抗生剤も切れかけているので、「元号の発表がある前に獣医さんに行ってこよう」
と、朝から獣医さんに出かけたらびっくり。

ま、月曜日の朝ってこともあるからなんでしょうが、獣医さんの駐車場がいっぱいでした。
「薬をもらうだけだから用事はすぐに終わるやろ」
と病院の中に入って、ドクター夫人に
「抗生剤追加お願いしますー」と言うと、奥の診察室から「あれー!?」と声を掛ける人あり。

「ん??誰よ」と見ると、友人のエレカシ奥でしたw

「えーっ!?…と、誰が具合悪いの??」とケージの中を見ると、なんとクリーミー(今年3歳スコティッシュフォールドのメス猫)でした。
ドクターが血液検査のデータを見ながら「これは酷い」と言ってます。
思わず「腎臓ですか?」と聞くと、「正しい診断やな」とドクターに言われるワシ。

だってタマにトイレに血尿がしてあって、やたらと水を飲む個体がいるって事は、猫のお世話に通っている間にワシは気がついていたんですもの。
猫がそんな行動をするのは「腎臓が悪いから」なんですよ。
でもそれは、今年19歳とか20歳になる、超高齢猫のブラッキースコティッシュフォールドのオス猫)がやっている気配が濃厚だなと、ワシは思ってたんですけどね。
まさか、一番若いクリーミーだったとは。

そしてわずか3歳前でこれだけ腎臓の具合が悪いとなると、それは遺伝的な要因にほかならず。
そして壊れてしまった腎臓は治す方法はないんですよ…
(以前買ってた白長毛種の猫「ブリちゃん」がほぼ同じ症状で5歳で天国へ行ってしまった)

「多分、これから毎週、点滴を受けることになると思うよ」とエレカシ奥に言い置いて、
「同じお母さんから一緒に生まれたサニー(超怯え猫)には症状は出てない?」と聞いたけど、どうやら出てない様子。
治ることはない病気だから、本当に飼い主は毎日、絶望と向き合わなければならないけど。