山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ありがとう!九電記念体育館

先週の土曜日の午後、地元の民放AMラジオにて「特別番組 ありがとう!九電記念体育館」という番組がありまして。
面白そうだったので、聞いてみましたら、まあ案の定、すっごく面白かったよね(≧∇≦)b

九電記念体育館というのは福岡市薬院にある九州電力の施設なんですが。
1960年代から80年代前半にかけて、いわゆる「外タレ」のコンサート会場として使われる事が多い場所だったんですね。
実はワシも若かりし頃(^_^;)ここで洋楽のコンサートを見たことがありまして。
まあ、西日本の洋楽ファンの聖地として有名だったところですね。
それが今年の3月31日に閉館するんですって!

ラジオを聞いているうちに、当時の洋楽黎明期の来日事情とかファンとアーティストの様子とか。
色々思い出してしまいましたw

この番組中で興味深い証言があっててですね。
ワシはこの九電記念体育館で行われた1981年1月31日のポリスのワールドツアー福岡公演を見たんですね。
その時、すっごく印象的だったのは、開演前にMCの人が出てきまして。色々と注意事項を述べられるんですが(昔の洋楽のコンサートは基本、このようなことが通常、いつも行われていた)
その内容が、「ポリスはビートルと同様にコンサートは40分きっかりで終わることになっています。演奏の内容のクォリティをあげるためです。アンコールは一切ありませんから要求しないように」てなもので、ワシはびっくりしてしまったんですねw
「ケチくさっ!!」とも思いましたともええ。

そしてそのMC通り、ポリスはたった40分間演奏してとっとと消えたのでしたw
なんかもうその衝撃というかw演奏のクォリティはものすごく高かったんですけど、なんかもうびっくりしてる間にコンサートそのものが終わってしまって。呆然としながら帰ってきたことをよく覚えてます。

この「なんだかよくわからない感じ」の演出?コンサート内容が異様に短かったことのその理由が!この番組を聞いてて判明したんですよw

このラジオ番組のゲストが音楽評論家の萩原健太さんだったんですけどね。
なんでもポリスの初来日時は「演奏する曲がそもそも数少ない」という理由でw
オープニング一曲目が「ロクサーヌ」を演奏して、コンサートが進んでって演奏が盛り上がってきたらまた「ロクサーヌ」を演奏、コンサートが終わってアンコールされたらアンコールでも「ロクサーヌ」を演奏したそうでw
「おれはまさか、こんなに一日にロクサーヌを何度を聞かされるとは思ってなかったぞ!」と萩原健太さんがおっしゃってました。

「ああ!!だから二度目の来日でポリスの演奏は、40分間限定でアンコールもやらないって最初から決めてたのか!!」
と、謎がとけたのででした( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \