山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

局所的熊本弁

そう言えば、「いだてん」の予告編を見てたら、主人公が「俺ぁ、とつけむにゃー男になるー!」みたいな事を言うシーンが有って爆笑してしまいました。
「とつけむにゃー」って実家の父がよく言うセリフなんですけどね。
標準語で言えば、「とつけむない」→「とても普通ではない」「規格外である」「予想も想像もできない全く考えもつかないような事」みたいな意味ですよ。
実家の父は金栗四三さんの生まれ故郷「春富村」の隣村だった「神尾村」の生まれなので(今は同じ和水町)言葉はほぼ同じなんですね。

新年も和水町で取材した関連番組がたくさんあって、地元の人にもいっぱいインタビューしてたのですが、言葉がどれも懐かしくて(親戚のおじさんたちが普通に喋っている言語と全く同じなので)ニヤニヤしちゃいましたね。
熊本県北部、福岡県との県境に近い、菊池川支流流域の言葉。

「いだてん」て制作スタッフが「あまちゃん」(朝ドラの)や映画「シン・ゴジラ」のスタッフと大勢かぶってて、その辺りに否が応でも期待値が上がってしまうのですが。
もしかしたら、和水町の言葉から流行語が生まれたりするんでしょうかね。
そうだったら嬉しいなあ(*´∀`*)