山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

NHK大河ドラマ「いだてん」第一回を見る

NHK大河ドラマ「いだてん」始まりましたね!
第一回にほぼ主人公が出てこない大河ドラマは珍しいかもw
でも様々なキャラクターが時系列を超えて出てくるのは面白いし、特撮やセット撮影もよく出来てて、劇伴も良いしとても楽しんで見ましたよ。

でも、今回、一番面白かったのは、明治の頃のインテリ金持ち家庭のバカ息子たちが結成してた、実在の「天狗倶楽部」の存在でしたね。
みんなで集まってスポーツをするという団体なのですが、金もあって暇もある、気力体力たっぷりあるイカレポンチどもが、今の言葉で言えば「ウェイ系」「パーリーピーポー」なのに、すぐ裸になって相撲をとったり踊ったりするのが面白くて笑ってしまいました。

そしてこの「天狗倶楽部」のメンバーはお互いを「○○天狗」と呼び合うんですね。
まさに、ラモーンズが自らをジョーイ・ラモーン、ジョニー・ラモーン、ディーディー・ラモーンと名乗ってたみたいにね。


※みんなで大酒飲んですぐに裸になって大声あげて暴れ、踊り始める異様な集団。全然セクシーじゃない、ただの若いバカ男のヌード。でもこれだけで大笑いできるので、すごく画面が新鮮(つまり気に入ってるという意味)


※コチラ、実在した天狗倶楽部の写真。
この天狗倶楽部のメンバー早稲田の応援団団長が応援するときに「奮(ふる)え!奮え!」と檄を飛ばすのですが、これが応援のときに「フレーフレー」と応援するのの語源らしいですよ…(震え←)