山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

弐号機、コケる

昨日の夜、バイトから帰ってきた弐号機ちゃんが、
「うえええええええん、コケたーー」と半泣きで帰ってきました。
「え!?怪我は??」と玄関に飛び出していくと、「怪我した…」と半べその弐号機。
「見せなさいっっ!!」と思わず大声で怪我したところをチェックするワシ。

左膝をこすって、擦り傷になってて血も出てました。
「なんでコケるの?凍結してたの?」と聞くと、
「イノシシが出る道を通ってたら路面に砂?が落ちてて、上に乗ったら滑った」との事。
見ると、バイトの制服の左膝部分が裂けてます(・・;)

「あのイノシシが出る道は危険だから、夜には通らないでって言ってるでしょ!なんで通るの!?」ととりあえず叱るワシ。
「だってー近道なんだもん」(´;ω;`)と言う弐号機。
「傷口を洗ってパワーパッド張ってお風呂に入りなさい」と風呂場に追い込んでいると、風呂場の中から弐号機の情けない泣き言が聞こえてきました↓

「コケた勢いでニックがどっかに行っちゃったー。えーんえーん」( TДT)
ニックってコレっすね↓


ピクサーの映画「ズートピア」に出てくる詐欺師のニック・ワイルド。
彼女のお気に入りのキャラクターです。
スクーターの鍵につけてたのに、コケた勢いでチェーンがちぎれてどっかに飛んでったみたいですね。

仕方ないので、弐号機が風呂に入っている間にワシが鍵をひっつかんで車でニック捜索に出かけました。
事故現場と思しき場所に車を止めて、
「ニック、どこだーどこだー」と呼ばわりながら探すと。
1分ほどで発見。
ニックは一人で路肩に転がっておりました。

ニックを救出してイノシシに遭遇しないうちにとっとと帰宅。
入浴中の弐号機に「ニックを救出してきたわよ!」と告げて就寝。

翌朝は、「なんで母が危険だと言う道をわざわざ通って帰ってきたのか」
「なんでおまえは母が買ってきた裏ボア付きの防風オーバパンツを履かないのか。アレを履いてれば怪我はなかったものを」
「状況からすれば骨折しててもおかしくない状態だったのに擦り傷で済んだのはラッキーだったコレに懲りて、ちゃんとスクーターに乗る時はオーバーパンツを履きなさい」
などなどと説教しまくり。