山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

イノシシの死体に遭遇する朝

朝、いつものようにバトンと走ってたら、弐号機が小学生の頃まで「ここにはパンダが住んでいる」と信じていた竹やぶの間に茶色い毛の塊が落ちてるのが目に入りました。

…なんで弐号機が、ここにパンダがいると思ったのかと言うと、ここだけ生えている竹の種類が違ってて、普通、この辺りの竹林はほぼ「真竹(まだけ)」や「淡竹(はちく)」と呼ばれるややこぶりな竹が自生してて、ところどころに孟宗竹が自生している_って感じなんですが。
この道のカーブに生えている一角だけが篠竹(しのちく)のヤブになっているんですよね。

10m×10mくらいの一角だけ竹の種類が違うので、幼稚園の頃の弐号機が、「お母さん、なんでここだけ違う竹が生えている?」とワシに訊いてきて、その理由がよくわからなかったワシとしては(多分、本当の理由はすぐ近くを山からの落水が流れている水路があるからなんだろうけど)、
「そうねー。パンダが住んでいるからかな?」と冗談で言ったら…実はそ
の後長いこと、弐号機はそれを信じてて、小学校の高学年になるまで、「パンダに遭遇したらどうしよう」とドキドキしながらこの竹やぶの前を通ってたらしいんですね(^_^;)

「ごめん、ジャイアントパンダは中国の南部にしか生息してないんだわ…日本には居ないんだわ」とワシが弐号機に謝ったことがありまして。
以来、この篠竹のヤブは我が家では「パンダのいるヤブ」と呼ばれてまして…w

その問題の「パンダのいるヤブ」の前に茶色い毛の塊がですね…あるんですわ…
「うわ、どう見てもイノシシの背中じゃん…死んでいるのかな?」と恐る恐る近づいていったら、後ろ足が天に向かって伸びてて蹄が見えました。
「わー!イノシシが死んでるー!!」思わず声に出して言ってしまうワシ。

少量の血が出ててどうやら「死にたて」の雰囲気でした。
現場の状況から見ても、どうも車にはねられたっぽいですね…
写真も撮ったけど、また公開禁止になるといけないので、写真は掲載しないでおきますw