山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ズートピア」

まだまだ続くよレンタルしてきた映画見続けウィーク。
本日のお題はコレです↓

ズートピア

お話はこんな感じ↓

あらゆる種類の動物たちが平和に共存し暮らす街「ズートピア」(大都会)
そこに人参畑で育ったうさぎのジュディが「より良い世界を作るのよ」と大志を抱いて女性警官としてやってきます。
ところが「うさぎ初の警官」は署内では爪弾きにされ、やらせて貰える仕事は駐禁切符を切ることだけ。
そんな中、この平和なズートピアでは肉食獣だけが次々に行方をくらますという謎の事件が起きています。
詐欺師のニック(キツネ)と知り合ったジュディは二人でその謎に挑みます。そこで知った驚愕の事実は…

この映画を「2016年のベスト」に推す人を何人かツイッターで見かけてたので。
「多分、面白いんだろうな」と思ってたのですが。うむ、確かに。

ビンゴ☆
すごく面白いです。
多人種移民国家のアメリカでなればこそ、作ることが出来た映画ですよ。
一見平和で民主的なズートピアにも腐敗は芽吹く。
正義感あふれる人参畑からやってきたジュディですら、「偏見」「差別」の芽を実は心に持っている。
とても多元的な視点で作られた映画で、アニメなのに奥深い。
ちなみに、昨日見た「フォースの覚醒」より断然深い←

こんな風に真面目で奥深い映画なんですが、表面はディズニー映画の楽しさ華やかさに彩られてます。
男女のコンビが事件の謎をとくために共闘して喧嘩したり仲良くしたりしながらアクションしまくってアドベンチャーしまくる_古き好きアメリカ映画にも沢山あったパターンなんですから…まあ、間違いなく、楽しい映画でもあります。

一番笑ったのは「ゴッドファーザー」のパロディシーン。
音楽もちゃんとニーノ・ロータ風になってましたw

気になったのは…「ズートピアの住人は何を食べているんだろう?」って事でしたが…残念ながら食事シーンは出てきませんでした。
ちなみに今話題の「けものフレンズ」ではフレンズたちは「ジャパリまん」という饅頭を食べているそうですね。
…「人肉饅頭」…?(^_^;)そんな嫌な予感がしますが。

ズートピア」は多分、鳥が出てこない世界だったから…鳥でも食べてんじゃないですかねー(´ω`)