山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「HELLSING ヘルシング」

AbemaTVで初めてアニメ「HELLSING ヘルシング」を見ました。
今、同じ作者&同じアニメスタッフによる「DRIFTERS」にハマっているもんですからね。

「じゃあ前作はどんな感じだったんだろう?」と見始めたわけですよ。
そうしましたら、コレが面白くてφ(゚∀゚ )アヒャ

しかしコレが「毎日放送」だったので、どうしても見られない日があったり(AbemaTVの弱点は予約録画できないこと)
どうにもこうにも電波が悪くて視聴不可能な日があったりで。飛び飛びにしか見られなかったんですね。
「いつかちゃんと見る日もあるだろう」と思って最終回も見逃してたんですけど。

このたびレンタルで借りてきて、全巻(10巻)見終えました。
ふーん、コレを思春期に見なくて良かった…wと思いました。
吸血鬼退治をする吸血鬼の話なんですけどね。
そこにバチカンやら旧ナチス千年王国の残党やら、500年前の十字軍やらオスマントルコ軍やら現代の傭兵集団「戦争の犬」たちが出てきて。かっこいいセリフを吐きながら盛大に殺し合います。

いろんな映画や文学に触れたこの老齢にさしかかったお年ごろになってしまった後に、この作品を見ると。
「あ、このセリフ、『ブレード・ランナー』でレプリカントがひとりごとで言うセリフだ」とかわかるし。
「あれ?でもソレにしてはルトガー・ハウアーが出てこないね?」とか思っていると、その直後にそっくりなキャラクターが出てきて見てて思わず吹いたり`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ
狂った指導者がいけしゃあしゃあとシェークスピアを吟じたり。
「あ。これあの映画のあのシーン」とか元ネタがわかるのがバンバン出てくるので、楽しかったですねw

Hellsing Ultimate - Rip Van Winkle's Song (German + English Lyrics)

※「魔弾の射手」リップ・ヴァン・ウィンクルが歌うこのシーン、素敵ですね。