山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

その劇伴は

夏目漱石の妻」
なんか今ひとつでしたわね。
もっと面白そうな気がしたんですが、陰鬱でピリピリしてて。キチガイと一緒に住む家族の大変さはよく出ていると思いましたが…(奥歯に物が挟まった物言い)
まあ、それが漱石先生のパーソナリティだったから仕方ないんかもしれませんが。

唯一の救いは清水靖晃の音楽(劇中音楽?劇伴?)でしたかね。
ワシ、80年代に彼のファンで。
アルバムも持ってましたね。
当時、清水さんはパリ在住で。「サブリミナル」とか「デメントス」とか。
先鋭的なジャズアルバム?ワールドミュージック?を奏でておられましたね。

最初に知ったきっかけは当時大好きだったQujila(くじら)というロックバンドの2ndアルバムのプロデューサーとしてクレジットされてたので_だったんですが。
このQujilaの2ndアルバム「Tamago」はエンジニアがオノセイゲンさんだったり。
本人たちの時代も世界も超えるような不思議な感覚とこの素晴らしいレコーディングがすごくマッチしてて(しかもパリで録音だった)
大好きなアルバムでした。

まさか、その清水靖晃さんに21世紀になってこんな形で再会出来るとは(*´∀`)
地上波のテレビもたまには見るもんですねw