山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Dichten @Sibuya O-East 8/09 前編

あまりにもライヴ内容が素晴らしかったので忘れないようにレビューを書いておきます!
タイトルはあてずっぽうです(スマン)

「リラの花の歌」
まったくこの曲でツカミはオッケー。
音のアラベスク。からみ合う音とグルーヴ。
音とリズムが抱き合って、歌詞を愛でる様子が美しいですね。
こんなに音と言葉が気持ちのいい楽曲は久しぶりに出会ったかも。
「嬉しくて嬉しくて」のキャッチーなこと。

「夢見る休日」
てるる時代もこういうリズムパターンの曲があった気がしますが、Dichtenとしてだとひたすらに明るい。
昔の青春映画みたいで、見てて照れますね(^^)
しかし「閉館の映画館」から曲は少しシリアスな様相を呈してきて、ちょと黒い雲が広がる雰囲気もしますが、オードリー・ヘプバーンに悲劇は似合わないか。
そのままこの幸せな物語は続きます。
ギターソロが良いですね!

「アンリエット」
この曲を聴いて思い出したのはQUJILAの「裸の男達に愛を告げる花たち」という歌詞が印象的な楽曲。
(アルバム「TAMAGO」に収録)
マリアッチとかそんな感じの曲調が、日本語ロック界には実に稀有。
歌詞の世界も近い(QUJILAに)
なんか、切ない気持ちになりますねー。
眠る恋人に歌ってあげる歌。
この曲もギターソロもいい。切なくて哀調を帯びた。それでいて南国の花の香りがします。
いいねーいいねー。

「英語の歌」
実は英語の歌かどうかも不明w
後半歌詞は日本語になるけど、一番ロックぽい曲かも。しかもドラマチック。
ベースがかっこいいっすね!

「ブルー・カナリー」
この曲はゴダールの映画「き●がいピエロ」がモチーフになっているのかな?
ジャズっぽい曲調がすごくクールです。
ジャン・ポール・ベルモンド主演の映画って感じ。

生中継を見ているときに豪くんが写ってないマイクスタンドの画像があったんですが、なるほどこーいう事かw
拳銃のパフォーマンス、面白い。
横になったままギター弾いてる豪くんに拍手を!(・∀・)

「Baby?」<タイトル聞き取れず
うーん、カッコイイー。
このヘナヘナっとしたグレッチのギターの音が、揺らぐってか。
なんか戸惑っている感じがして、酔ったような雰囲気が出ますね。
リズム隊がしっかりこの曲の屋台骨を支えているのも気持ちイイ!!
「酔っ払ってても足腰はしっかりしているぜ」みたいな?