山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

昨夜のニュースの衝撃

昨夜、突如降って湧いたこのお知らせ↓

2016.06.16
【重要なお知らせ】


ファンの皆さまに辛いお知らせをお伝えしなければなりません。本日を持ちまして、ドラムの阿部耕作THE COLLECTORSから脱退する事となりました。誠に残念ではございますが、阿部耕作の意思を受け入れてこの結論に至りました。THE COLLECTORSは今後、サポート・メンバーを入れての活動を行ってまいります。THECOLLECTORSそして阿部耕作への応援を引き続きよろしくお願い申し上げます。

株式会社ワンダーガール 代表取締役 松本俊之

以下、阿部耕作のコメントを記載させていただきます。


ファンの皆さまへ
30周年、武道館、こんな大切な時に25年間乗ってきた船を降りなければならなくなりました。みんなで大切に作りあげてきたものを一度壊してしまわなくてはならなかったこと大変申し訳なく思っています。本当にごめんなさい。私のバンドに対する情熱、創造性、技術の不足等々、足並みが揃わないこと、心が揃わないことが原因だったのではないでしょうか。25年間、いい時、悪い時あって、様々なことが絡み合って…、言葉で全て説明するのは難しく断言できないのが残念なのですが…。 でも、この決断はとても勇気ある前向きな決断だと思います。 なので、決して悲しまないでください。 この場を借りて、武道館へ向けてたくさん応援してくれた、ピロウズ怒髪天フラワーカンパニーズ、その他たくさんのミュージシャンの友人、バンド、 全てのスタッフの皆さん、 そしてたくさんの応援や声援を愛と共に送り続けてくれたファンの皆さん、ありがとうございました。 25年間コレクターズを通じてたくさんの出会いがあり、たくさんの経験があり、たくさんの励ましや応援をいただきました。大変感謝致します。この船はこれから新たな帆をいっぱいに張って、荒波や向かい風に負けず、その風や波に乗って突き進んで行きます。来年の3/1の武道館、武道館から先何十年、大成功心より祈っています。先に船を降りなければならなかった元メンバーの皆さん、ありがとうございました。
かとうくん、コータローくん、ジェフくん、松本さん、仁さん、どうもありがとうございました。皆さん身体に気をつけてください。
そして最後にくり返しますが、コレクトロニスト、ファンの皆さんどうもありがとうございました。

ザ・コレクターズ号よ永遠なれ!
阿部 耕作


思わず絶句する脱退宣言ですよね…
「来春の武道館公演はどうなるのよ!?」と驚きましたが、サポート入れてやるみたいですね。

が。しかし。
前ベースのOさんが解雇されて、ピロウズ怒髪天フラワーカンパニーズと長年地道に活動してきたバンドがその活動のご褒美みたいに武道館公演を成功させてきて。
「さあ、次はコレクターズの番だ」
と思った矢先にコレって…

せめて武道館公演が終わるまで我慢できなかったんかい…とも思いますが。出来なかったんでしょうねえ…

コレクターズ30周年記念ページを見てみると、まだ阿部耕作さんが写ってますね。
これからボックスセットとかベスト集とか出る矢先に、コレクターズは加藤ひさしと古市コータローの二人になってしまったんですね。
30年続いたバンドの物語がここに至って激変しちゃうんですね。

「バンドって面白いなあ」(しみじみ)
ビジネスであり魂の発露であり運命共同体であり。まるで夫婦のような家族のようなものでもある。

「もう少しでファンも喜ぶ武道館公演があるんだからまだバンド続けようよ」と説得されても「いやだ我慢ができない」と飛び出すこともある。
そして「頑張って荒波超えてってね」と願ったりする。なんなんだコレは。
まるで遺書じゃないですか、コワイよ。