山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

文句が続きます

とまあ、色々辛辣なことを書いたところで。
やっぱりピロウズのライヴは凄いです。
DVDをかけっぱなしにしていると、ついつい踊ってしまいますw
あげく家事も踊って歌ってやる始末。

しかも、ワシ最初の方は、お相撲さんに囲まれてモッシュモッシュしていたので(冒頭ほんの数曲の間だったのにTシャツが毛玉だらけに)よく見えていなかったのですが。
本当にこの20周年記念武道館、冒頭の数曲の緊張感が素晴らしいですね。

コレで一曲目がTYMTじゃなかったらもっとごにょごにょ…

ま、さわおが「人生は美しいって言いたかったんだよ」と言われれば、それに反対する筋合いはないので、「そうですね」としか言えませんが。
舞台演出上は一曲目がコレって厳しいですよ。

ウチの夫に至っては、
「コレはこの順番でやった方が良いよ」と自分で考えた順番にセトリを変更しw
キャプチャの頭出しで最初から最後まで流してくれます(変なファン)

舞台上の演出も、「コレはこうじゃなくて、こういう感じで。映像を出すタイミングはこうで」と、いちいち全部にチェックを入れますw
でも、確かにそっちの方が断然カッコイイ。
シンプルなのに、感動的な仕上がりになったはずです。

ま。ピロウズのファンをやるってことは、「さわおのやる事を受け入れてあげる」って事なので。
あんまりこーいう細部に文句をつける人は居ないんでしょうけどね。
__でも、ワシら夫婦はなんかしら一言言わないと気が済まない。

あまりに演出が幼稚で垢抜けなかったので、気持ちが「ススススス??」と抜けて行く瞬間があまりにも多かったので。
ついつい自分の理想の20周年記念公演を妄想しちゃうんでしょうね。

夫は最初、DVD一周目を順番通りに見て、
「ミカボが微妙な気分になっていく過程がよく分かるなあ」と苦笑いしておりました。
「ストレンジカメレオン」にあの映像をつけたのは今世紀最大の失敗でしたね。
あんな映像なんか一切いらなかった。

ピロウズU2じゃないんですからね。
白豪主義っぽいポリティックなバンドの真似なんかせんでヨロシイのよ。
そんな事は地球に優しいエコなバンドに任せておけば良いのよ。

ピロウズはただ純粋にひたすらに「音楽」の喜びを追求してくれればそれでいいんです。
最初の武道館で変な力が入ったんでしょうけど。
こんな失敗はもう見たくないです。