山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

マイ・ブルーベリー・ナイツ

お仕事が三連休(珍しい)なのでDVD借りてきました。
早速見るぞー(^O^)/
というわけで、「ロマンチックな気分になりたいわ」という選択で最初はこれから↓

マイ・ブルーベリー・ナイツ

♪悲しけりゃっ、ここでお泣きよぉ〜♪( ´θ`)ノ
みたいなニューヨーク下町の人情カフェには今日もハートブレイクなお客さんが登場。
恋人の心変わりで恋を失ったのに、まだ未練を断ち切れない鈴木明子ちゃん似のインド系女性ノラ・ジョーンズが主人公だあ!
この子は父ちゃんがスーパー有名人なのに裸一貫、食べるためならウェイトレスとバーの従業員の掛け持ちで働いちゃうくらい自分の力で生きていっている女性だ!(中の人と激しく混同)

恋につかれた女が優しくしてくれる男性に心許して彼のもとにまっすぐ飛び込んでいきたいと思うのは自然なことなのに、ノラ_じゃなかったエリザベスったら「修行の旅」に出ちゃうんですよ。
見知らぬ人たち見知らぬ風景。
自分の体を痛めつけて眠れるようになるまで、彼女は働き続けます。

様々な色の洪水とそこで生きる人たち。
そこで知り合い、関わりを持つ人たち。
修行先で見る様々な人たちのその人生。

レイチェル・ワイズがいいオンナでねー。
腐りかけの果実のいい〜ところ〜〜♪みたいなw
その後に出てくるナタリー・ポートマンの貧乳との対比も素晴らしい。

ウォン・カーウァイ作品にしてはあっさりめで90分ほどの上映時間でびっくりしちゃう。
手のひらに収まるようなかわいいお話。かわいい小品。

彼女を愛したわけじゃない。
ただ唇に乗ってたクリームが邪魔そうだったから拭い取っただけだよ。

なーんてw
もうその瞬間に恋に落ちているんだから認めなさい。
そして実はこの時に二人のハートはキューピッドに射抜かれていたのよね。
ふたりの長い長い回り道。遠回りの道。

最後のブルベリー色のセーターを着た鈴木明子ちゃん_じゃなかったノラ・ジョーンズがとてもキュートよ。