山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

仲良き事は美しき哉

弐号機ちゃんの三者面談でした。
ようやく弐号機ちゃんの身の振り方が決まりまして、一安心。いや、まだ入学試験があるんですけどね。
多分、大丈夫でしょう。

担任の先生と面談していると、先生がふと、思い出した表情になり、
「そうそう、弐号機ちゃんの数学の成績が最近急激に上がったその原因が、今日の班ノート(というクラス内の班ごとに持ち回りで書く交換日記みたいなもの)でわかりましたw」
とおっしゃるではないですか。

どうやらレトルトの事を書いてたみたいですね。
「優しくお勉強を教えてくれて、おかげで成績が上がりました」という内容だったみたいです。
弐号機とレトルトの関係は、まあ、傍から見てても普通に仲がいいですね。
レトルトも「妹!」と言いながら可愛がってくれている。
弐号機もレトルトの優しい物腰や親切な対応に「優しいお兄ちゃん」と慕っているようです(^^)
自分が大好きな尊敬するお姉ちゃんが愛した人だもんね、そりゃ普通に尊敬するし慕うよね。

最近は朝起きて、初号機の顔を見ると最初にワシが言うセリフが、
「産んどらん?(産んでいませんか?)」

なんですけど。
これには故事による由来が有りまして(オオゲサ)

ワシが会社員だった頃、当時の社長は親会社からやってきた名古屋の人だったんですね。
で、彼の娘も名古屋で嫁に行ってたんですが、出産のために社長の家に里帰りしてまして、出産に備えていたのです。
ところが予定日近いある日、真夜中に社長は「猫が鳴く声」で目が覚めました。

「ん?なんで家の中に猫がいるんだ??」(マンションの3階)
と起きだして行くと、なんと娘が出産してたというですね…
娘は真夜中に突然陣痛が来て、「でも、初産は時間がかかるって言うからもっと我慢しないと」「せめて夜が明けるまで」と一人で痛みに耐えていたら…生まれちゃったんですね。

そこで社長はビックリしてしまい、自分の妻に妻に向かってこう言い放ったのです。
お母さん、早く、電話!電話!!救急車を呼ばないと…119番って何番だったっけ!?

この社長って人が。
当時、ワシは勝手に「白髪鬼」「死神博士」と心の中で呼んでいたのですが。
そりゃあもうルックスが怖い人で。タッパはあるし。頭真っ白。長身痩躯。手が異様に大きくて、岐阜の山奥から出てきて丁稚修行から始めて社長にまで上り詰めたって努力&立身出世の人で。
非常にキャラ立ちなさってた方だったんですが。

その人が「119番って何番だったっけ?」てww

「この社長で我が社は大丈夫なんだろうか…」と当時、思ったものでした。
あの時の子も元気でいれば30歳近いはず。
…お元気でしょうか?<とってつけた感