お正月にEテレで放映されていたそうで?(ワシは見てない)
ワシが労働から帰ってきたら、弐号機がこの映画を見てて「すっごい面白かった!ネトフリでも配信されているから見ようよ!」と誘ってきました。
そこで見ましたよ↓
予告編はコチラ↓
ウォレスとグルミットのシリーズ、イギリスのクレイアニメ作家ニック・パークの人気シリーズですね。
発明家のウォレスとその愛犬(天才犬!)グルミットが事件に遭遇して(巻き込まれて?)大活躍する物語です。
ワシは、ニック・パーク最初の作品「チーズホリデー」(1989年 ニック・パーク監督の映画学校卒業制作作品)から大好きでして。
ずーっと彼の作品を追いかけております。
…早速、見てみましたが…
この「仕返しなんてコワくない!」はニック・パークの最高傑作なのかも!?(゚∀゚)
この「仕返しなんてコワくない!」は、ウォレスとグルミットシリーズ「ペンギンに気をつけろ!」(1993年)のお話の続きになっております。
でも、もちろん、前作を見てなくても十分に楽しめる内容の今作です。
前作「ペンギンに気をつけろ!」はヒッチコックのパロディになっているんですけど(親切な下宿人が実は…という内容)
この「仕返しなんてコワくない!」も色んな映画のパロディになってて、めちゃ楽しいですよ。
ちょっと気がついただけでも「ショーシャンクの空に」「ケープ・フィアー」「ファントム・オブ・パラダイス」「ミッション・インポッシブル」「エイリアン」「007」(もしかしたら「オースティン・パワーズ」かも)などなど。過去の名作映画の色んな名シーンが出てきます。
今作「仕返しなんてコワくない!」ではSF、ホラー、スリラー、サスペンス、クライム、時事批評?の要素もあって楽しめます。
とにかくお人形さんたちの演技が素晴らしくてw
悪党ペンギンの仕草の一つ一つ、表情(粘土人形の眼の表現は「ただの小さな玉」なんですよw でも、この「点」の眼なのに表情があるのが凄いのです)のその悪さ。
久しぶりに清々しいまでの悪党を見た気がしましたw
グルミットとその飼主ウォレスの絆にもほろりとさせられて、天才犬グルミットのアクションに興奮。
映画らしいダイナミックなクライマックスも素晴らしかったですよ。イギリスのお話らしい粋なアクション映画になっております。おすすめ!