山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「チャーリー・モデルカイ 華麗なる名画の秘密」

そろそろ映画館に映画を見に出かけたいけど、配信されている番組で見なきゃいけないものが色々あるので、本日は家でそれらを見ております。

 

そのついでに見た映画がコチラ↓

「チャーリー・モデルカイ 華麗なる名画の秘密」(ジョニー・デップ主演 2015年 アメリカ)

ジョニー・デップってよくつまんない&しょーもない(すまない)コメディ映画に出たりしますけど、これもその一つですね。「仕事選べよ」とつい思っちゃいますけど(大きなお世話)

ストーリーは、ジョニー・デップ演じる借金まみれのイギリス貴族(この際、ジョニー・デップがイギリス貴族に見えるかどうかは置いておく方向で願います)がMI-6に頼まれて行方不明となった名画を追跡するというお話です。

 

いわゆる昔ながらのイギリス製のコメディ映画&スパイ映画のパロディみたいな作品でして。

ドリフっぽいコント(にワシには見えた)というか、往年のバスター・キートンとかチャップリン映画へのオマージュを感じるような映画でした。

そうですね、テイストとしてはマイク・マイヤーズの「オースティン・パワーズ」シリーズに近い気がします。

まあ、ここ↑までも吹っ切れてないし、映画としてはヒジョーに中途半端な出来なんですが「チャーリー・モデルカイ」

(でも「オースティン・パワーズ」って第1作は1999年だったんですねw歳を取るはずです(;^ω^)ワシはマイク・マイヤーズの「ウェインズ・ワールド」(1992年)が大好きすぎて、マイク・マイヤーズには勝手に同世代人としてシンパシーを抱いているほどなのです)

 

おそらくその「中途半端な印象」の出どころはジョニー・デップ自身がかつてのジーン・ワイルダー的な立ち位置を目指しているんでしょうけど、いかんせん「まだまだ」な気がするところなんだろうなと感じました。

おそらくはデップ生来の「二枚目体質」が抜けきってないのがその理由なんでしょうけどね。

ジーン・ワイルダー目指すなら、もっと狂気を!!

そうそれは多分、こんな感じの↓

※ワシの大好きな映画「ヤング・フランケンシュタイン」(メル・ブルックス監督 1974年 アメリカ)より