山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ランニングの効用は

というわけで。
不思議なご縁というのが世の中にはあるものですなー(感心)
知っている人は知ってますが。
ワシの人生、ここ8年ほど悩みと苦しみが多すぎて。もういっその事リタイアしてしまおうかとか。色々暗黒の淵に落ちかけてしまうわけですが。
そんな時にもちゃんと救いの手はやってくる。

ココ数年間の自分に襲ってきた様々な不幸の連続の中でも光明は見つかる。その不思議さ。
自分が生きる「よすが」が消え失せたと思っても、まだ生きていられる不思議。
人間てしぶといものですw

ワシはソレまで、「自分の幸せは自分で勝ち取るべき」と思っていたタイプの人間だったのですが。
自分が予期できない不幸が起きた時は、もう自分でできることなんて。実は何もないんですよね。
あとは、潮目が変わる日を待つしか無い。

いくつになっても「新しく知る」って事はあるもんだなあ、と。
そんな事を感じます。

新しく知る感覚。
新しく知る考え方。
ソレが「新しい自分」を作っていくんだなあと、そんな事を感じます。
これから先、自分がどうなるかなんて。ワシ自身にもわかりません。
できることは、ただ、流れに身を任せて「なるようにしかならない」って事を見守っていくだけです。

明るいほうへ。
日がさす方へ顔を向けながら、ね。

相変わらず走ってますが。
ワシという人間は妊娠中の一時期を除いては、一日中何かを考えているような人間なので。
(妊娠中は何故か「考え事」が出来ない体になってしまうのですwなんか呆然としてて、「はっ」と気がついたら暗くなっているとかwそーいうレベルで時間泥棒w)

「走る」という行為は自分を「グルグルの出口のない考え(妄想)」から遠ざけてくれるので、「助かる」という効用もあるのですw
実際に「痩せる」とか(痩せてないけど←さすがに「人生において一度も痩せた瞬間の無い女」はなかなか絶対痩せないぜ!)いうことよりも、この「自分を空っぽにしてくれる」という感覚がすごく大切な「ランニングの効用」という気がします。

それはまさに、自分自身を自分の内側に沈殿した「苦」から解放してくれるものであり。
自分が新しく生まれ変わるためのものである_ような気がします。

朝、こんな空を見るためだけでも。
走る価値があるってもんですよ↓


雲の翼