山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシ、不倫について考える

昨日、ローカルの情報番組を見て爆笑していたら(温泉レポーターのイッセイさんが、ベッドに横になってマッサージを受けていたら、何故か顔面に籐製の間仕切りが直接バターン☆と倒れかかってくる衝撃シーン)
芸能コーナーに切り替わって。
そこでの話題が「尾野真千子とほっしゃんの熱愛報道」でした( ゚д゚)ハッ!

そうそう、この二人、ツイッターでもすごく息が合ってて。
例の「カーネーション」での共演がきっかけみたいですけど、そのドラマを離れたシーンでも打てば響く関係というか。
「なかなかここまで息が合う(馬が合う?)相手には巡り会えないよねー」
と見ていたのですが。

…なるほど、なるようになりましたかい…

ところが、不思議と嫌な気がしないんですね。
ワシはもともと、「不倫とかトンデモナイ!!」系主婦なんですけど。
それは、ちょっとした浮気心とか、お金でどうにかなるような事とか、火遊びみたいなものが「生理的に嫌」って意味なんですけどね。

思い出したのがGLAYのTERUとパフィーの亜美ちゃんの時のことですよ。
あの時も「パパパパパフィー」のゲストでTERUが出演した時に、亜美ちゃんとすごく息がぴったりで。
「なんだよ、TERUってら妻も子もあるのに、亜美ちゃんと物凄くお似合いやん。まるで生まれる前から決まってた運命の相手にやっと巡り会えた!みたいな。まるで自分の失われてた半分に出会ったみたいな感じやん?」
という強烈な印象を持ったんですね。
恋が生まれるその瞬間を目撃しちゃったという感じでしょうか?

…その後のことは、えー。皆さん御存知の通り。そのようなことになってますけどね。
このオノマチとほっしゃんのことはその一件以来の印象だったので、妙に納得したというか。

昔、田辺聖子がエッセイで書いていた。
「夫婦にも賞味期限があるはず」みたいな事を思い出しましたよ。
男と女の愛情にも賞味期限があるはずで。
なんなら毎年結婚を見なおして、「まだこの相手と一緒にいたいか?」と自問して、夫婦でちゃんとその関係を続けるかどうか考えなおした方がいいのではないか?
みたいな内容だったと思うんですけど。

ソレを読んだのはまだ20代の頃でしたので、「なるほどなー」と漠然と思っただけでしたが。
確かに。

もしも、自分か、自分の夫が。
「魂が触れ合うような、響きあうような相手と出会ってしまったら?」
と、考えたら。
確かにワシはソレ以上、夫を取り戻すために追いかけたりはしないでしょうね…

魂を誰か他の人に奪われたままでヌケガラのような灰色の顔色で死人のように家庭でを演じる男なんか…
正直、要らんでしょうよ(^_^;)
勿論、そうなったら、慰謝料とか養育費とかちゃんといただきますけどねっ!w

昔、夫と付き合い始めた頃、
「好きじゃ無くなったら別れるからね!」と散々言い募ってきた事の根拠はここにあります。
人間の心なんて移ろいやすい、変わりやすいものじゃん。
「結婚」という形式を続けるために愛情もない家庭を無理やり継続させることは、当人もそうだけど、子供にとっても不幸この上ないことです。
人間は離婚することだってできるんだから。
本当に魂が触れ合って、心が響きあうような相手に巡りあってしまったのなら…
それはもうしかたがないことだと思うですよ(叩かれ覚悟でw)

そもそもそんな相手になんて、一生のうちで一回も出会えないものかもしれません。
出会えたのなら、それは幸運以外のナニモノでもない。
そのチャンスを手放してはいかんですよ…

本物の恋に出会ってしまったのなら、それを心のそこから味わい尽くすべきだと…実は思っておりますw