山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

変わり者であること

「あんた、アレでしょ?あのBBCのドキュメンタリーを見てから自信をつけちゃったでしょ?」
と、夫。
「はい、そーですよ。あの『みんなロックで大人になった』のおかげで、ワシは自分の趣味が誰に恥じることもない、真っ直ぐな堂々たる王道を歩み続けていたのだと確信いたししましたー!」
と言い返しましたら、
「いや、アレは王道じゃないから」と、夫。

「イギリスのBBCが王道じゃなかったら、一体、何処の誰の世界が王道なんだよー!ヽ(`Д´)ノウワァァァン! 」

どうやら夫は「日米の音楽業界は違っている」という話をしたかったようですな。
まー、普通にロックファンとか言ったって、ボン・ジョビとかだから…(??;
認識が随分違っているのは勿論、ワシだって認めてますけどね。

でも、普通にロックって言ったら、ワシの趣味は欧米のロックファンの人とも話が合う__と思ってたんだけど、違うのかしら?
と夫に申しましたら、
「だから、アンタと話が合うのは海外でも変わり者の人だけなんだってば」
ですって。
コイツ、もしかしたら、ワシの敵なのか?(??;

アメリカで普通ってのは、チアリーダーが好んで聴くような音楽の事だよ」と、夫。
「なるほど、あの♪ヘイ、ベイビー。アハンアハン。カモカモカモン、アハンアハン♪みたいなアレかー!?」と、ワシ。
「あーいうのが普通に流行っている音楽なの」と、夫。
「いや、ワシはロックの話をしているんだよ」とワシ。

どうも話の論旨が噛み合ってないようですな。

どうやら夫は、「ロックを聴くという行為自体が社会からつまはじきにされた者の行為である」という話をしたいようです。
「え?それじゃあ、ワシはタダの頭のオカシイおばさんって事になるの?」と不安に駆られるワシw

まあ、勿論ワシだって、自分が100%この世界に受け入れて貰っているとは思っていませんけどね。
でも、普通に結婚して普通に母親もやってて、普通に働いてもいるので、
「ワシって結構普通?」( ^ω^)と、自分では思っていたので、夫の発言はショックでしたねー。

自分では社会的なリハビリはてっきり出来ていると思いこんでいたモノでw
「じゃあ、ナニ?ワシは頭がオカシイ上に、誰が読んでも理解不能のブログを書いているってワケ??」
と申しましたら、夫、
「いや、知らない世界だから読んでて凄く面白い」
ですってさ。