山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

4枚千円のレンタルを総括

今回借りたDVDは以下↓
アンヴィル!夢をあきらめきれない男たち」=☆5
パイレーツ・ロック」=☆2
「ディス・イズ・イングランド」=☆4
アバター」=☆3
ふーむ、☆の数が2?5までバラエティに富んでて楽しいですね(^^)

心底、見ててがっかりしたのが「パイレーツ・ロック
てっきり音楽映画だと思って借りたら、「パンツの穴」とかそーゆー感じ(例えが古い)の映画だったんで思いっくそガッカリー(´・ω・`)の巻。
もっとゴリゴリのイギリス映画(紅茶とロック)を期待していた身としては、あまりにも国籍不明の映画で。
「なんだよこれ、ミラマックス映画か!?」と色めきだったものの、そうじゃなかった(苦笑)
数年前に「これからはミラマックス映画みたいに、スタバとかマクドとかみたいな悪い意味でのグローバル化が進んだ映画が増えるんだろうな」と言ったワシの予言が見事的中。
ワシの千里眼は相変わらず健在(バカ)

今朝は夫がワシの勧めに従って「アンヴィル!」を見てたのですが。
やっぱり泣いてましたね?w
アンヴィルはメンバーとソレを取り巻く人達がみんな優しくて魅力的なんですよね。
アンヴィルの元ローディが映画監督になって昔お世話になったバンドのドキュメンタリーを撮ることで恩返しするというこの映画誕生の経緯も素敵だし。
バンドが人と人とのぶつかり合いで化学反応で、本来持っている力以上のものを発揮するというのは長年ロックファンを続けてきて、ワシも何度も目撃したものであるのに。
やっぱり、感動しますね。
血縁よりも結婚相手よりも、強い絆で結ばれてこの人生を共にする男たちの深い愛情と根性に泣かされ通し。

「ディス・イズ・イングランド」はココで詳しくレビューを書いたので割愛。
コレはねー。ワシ的には「遠い国の他人事の話」には見えませんでした。

んで。「アバター
本当に見た後に残らない映画でw
ジェームズ・キャメロンの商売人根性というか。プロ根性だけで成り立っている映画で。

いっそ見終わった後に人にジクジクとした嫌な気分を味わせるラース・フォン・トリアーの方が、「たとえ腐ってても魂があるだけまし」という気持ちにさせられます。
本当にジェームズ・キャメロンには「心が無い」w
でも映画にお金を沢山落とさせるにはこーいう人も必要なんすよね。