山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

山中さわおインタビューを読む

ふう…
皆さん、最新号の「音楽と人山中さわおインタビュー読まれましたか?
ワシ?読んだわよー。

…感想は…
あんまり言いたくないですw

みんなね、それぞれ。この言葉から受け取れるものを受け取れば良いと思う。
ワシ的に思ったのは…
「まあ、バンドも夫婦の関係も。内側からでしかわからないことってあるよね」
ってことでした。
傍目には素晴らしく健全に回っている関係に見えてても、実はその中で何かが変わってしまったとか。
内的外的様々な理由により__人って変わるんですよね…
もうそれは必然であって。そこまで潔癖に「変わらないこと」を要求するのは…多分「違う」とワシなんか思ってしまうわけですが…

でもそれを要求するからこその「山中さわお」なんだろうなあ…と理解はしております。
理解はしておりますが…
その「夢」を強要?するのはどーなんだろう?と思ってしまいましたね。
だったらそのように持っていくしか無いじゃないですか。
自分でイニシアチブを持って。細部に至るまでコントロールしようとしてて。
「化学反応が起きにくくなってしまった」てのはドーなんでしょうねえ…それも「じさつみ

あっ、気がついたらワシの感想をワシがしゃべっている!!
おしゃべりBBAだわね、ヽ(`Д´)ノプンプン

まあ…言葉の使い方をもうちょっと考えて欲しかった。
てのと、「そんな言い方じゃリストカッターと五十歩百歩ぽよ〜」(´д⊂)というちょびっと悲しい気持ちと。

まあ、精神的にも色々参ってたからこうなっちゃうのもやむなし…という気持ちと。
でもトライアルツアーで感じた違和感の理由が解説された気がして…
なんか納得しましたね。

もう「あの頃」のようには戻れないかもしれない。
(それはワシが今、自分の夫婦関係において感じているものと全くイコールでありますので、痛いほど理解できます。それはもう「どっちが悪い」とかじゃなくて。「変わってしまったんだよ」という諦めのようなものです)

でも、人生は続くから。
ワシはもう、この夫婦関係において輝くことは無理ですが。ピロウズの場合は…
続く限りは、意味のある、いいことを作れる限りは作り続けるのがベストだとワシは信じてますよ。

ま。実際のところは内側の人にしかわからないことですからワシの妄想であれこれ言うのも失礼な話ですが。
でもね。

こっから大事な話です↓

今の時期に於いて、ピロウズが沈黙していることに関してワシはなんてベストなタイミングなんだと、思っております。
こんなにも時代が流動的で価値観が割れる時代に。
あえて沈黙し、隠れるってことは。実にピロウズらしい時代との戦い方であると思います。

今の時代は、既にミュージシャン(バンドマン)はその立場以上のものを求められます。
今月号のその「音楽と人」に於ける他のインタビューを読んでも目眩がします。
「いつからそんな人になっちまったの!?」と失望すること請け合いw

ミュージシャンとかバンドマンて。
浮き草稼業でむしろ「自由人」と思われてますが、その価値観は実は「寄らば大樹の陰」という部分が色濃くありまして。
商売のためなら極左に魂も売る、若者をオルグして平気の平左。むしろ英雄気取り?みたいな部分があって。その価値観には反吐が出そうです。
何故、こんなにも簡単に彼らは騙されるのか??
国会も見ない、新聞やTVが本当のことを伝えていると無邪気に信じて。
捏造も歪曲も自分に都合が良ければ「ソレが真実」と受け止める純粋で無邪気な人たち。でもその人たちが撒き散らすものは実は猛毒なのだと。
むしろ、ロックミュージックとは真逆な価値観なのだと…

何故気が付かない?
多分、この潮流に対して怒りを覚えている「心ある」ミュージシャンも確実にいるはずなんですよ。
この欺瞞、偽善、嘘に対して異議を唱えたいと思っている人もいるはずなんですよ!

その良心により、「あえて活動しない」という選択をしたのだと__ワシに妄想させてくれる余地がこの話にはあるような予感もしてw(穿った見方が過ぎてなんだかもうw)
全然マイナス(=つまりこのまま解散した方がいいんじゃないの?)には全く思ってないワシがいるわけですよ(´ω`)

ソロ活動でそれぞれスキルを磨いて。
また新しい衝動と新しいことをやりたいという気持ちを持って、また集って音を出してくれる日を、ワシは心待ちにしていますよ。
そしてソレはきっと、ワシを心から陶酔させて興奮を与えてくれるものになるのだろうなと期待してますからね。

…最後は恫喝になっちゃった(^_^;)