山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「幸せの時間」

皆さんっ!!この!ドラマを見ない系主婦のワシが今。
録画までして見ているドラマがあるんですよw(°O°)w
それがコレ→「幸せの時間」

もう…どろっどろそしてグッチャグチャ
そして無駄に性的(エロい)
ヒドイドラマなんですけどねw凄く面白い。魅力がある。

たまたま休みの日が第一回の放送だったんですけど。
それを見たのが運の尽きw
最初は嫌悪感で「うげぇー」とか言ってたんですが、ネタとしてもよく出来ているし、脚本が優れている(気がするw←既にマジックにかかっているのかw)
柳沢慎吾が演じる(主人公の夫の会社の同僚)中年ダメ男の魅力にワシはメロメロよ()
この男の可愛さに純情にワシは何度泣かされたことか。多分、この「幸せの時間」を見て、柳沢慎吾に感動して泣いている主婦は日本中でワシだけだと思うけど、イイのっ!!(・∀・)ノ
「若さ」というものに憧れ、若い娘の初花を摘みたいと願いながらもその気持も隠さずwでも同時に彼女の純潔を守りたいと奮闘する中年男の役がドンピシャですわ。

このドラマの中にはまともな人はほぼ出てこないんですけどねw(そこもちょっと「デスパレートな妻たち」に似ている)
でも自分の中にある、本当は言えない本心みたいな事を登場人物がさらっと言うので爽快感があります(つまりワシもまた異常な人間であると?)

その中で感心したのが、主人公の初恋の男を演じるキモチノワルイ男(と、思ってたら元ホストの咲坂ナンタラなのねこの中の人)が言うセリフです。
うろ覚えだけど、こんな感じの事を言うのです↓
「女性の若く綺麗な時期は過ぎ去ったと思っていても、ちゃんと綺麗だよと声をかけて慈しめばその花は枯かれることなく、満開のままで歳を重ねていけるのだ」

ああ、そうだわ。
日本中の中年女性が「言って欲しい」と思っているセリフはまさにコレだわ!とも思いましたともええ!w

確か映画の「カレンダー・ガールズ」(イギリス国教会婦人部のおばさまがたが、がん患者を支援する資金を捻出するためにヌードカレンダーを作るという実話に基づいた物語)の中でも似たようなセリフがありましたわ。
「花は盛りを過ぎたと思ってもいつまでも美しく咲き誇る」だったっけ??
これも心に残るセリフでしたね。

幸せの時間」ではせっかくのいいセリフなのに、言う人がアレ(単純にキモチガワルイ男にしか見えない。劇中の変態性欲の持ち主の花屋の兄ちゃんの方が爽やかに感じるほど)なせいで台無し感が半端無かったですがw

ま。面白いから皆さんも一度、見てください>「幸せの時間
そもそもこの時間帯のフジの昼メロはぶっ飛んだ内容のが多いですが。
これはまた違ったテイストで、更に変で見応えがありますわw