山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ブリンドル婆・VillaDell'Ava

実弟嫁子ちゃんにも「その頭いいですね!見事なブリンドル(虎毛)」と言われて
「うむ白髪頭計画は多分、正解」と思ったワシでありましたよ(^_^;)
頭がこの色(アッシュ系まだら)になって以来、先月までと似合う色も変わったし久しぶりにおしゃれがたのしいワシであります。

…先月まではオータム(タイプ)だった。
でも今月のワシはもう別人。
そのかわり、「化粧しないとモタナイ」感じになりましたけどねw(割と先月まではすっぴんで平気だった)

ま。そんなワシの今の頭はこんな感じです



実弟一家に会ったら、実弟一家も先日の「ドリームハウス」を見てたらしく。
「アレはヒドイ」と話題に上がりました(あと、無料放送の「ミレニアム〜ドラゴン・タトゥーの女」も見たそうで。一時期、実弟の家庭では実弟が嫁子ちゃんから批難されると、「はいはい、ワタクシはサディストの白豚ですよ!」と答えてたらしいのでハゲワロ)

「なんであんなことになったんだろうねー」と言い合ってたんですが。
どうも色々調べてみたら、コンペに応募した作品を実作するため(それも自分の腹を痛めずに)の「作戦」だったみたいですね。

ご両親に老後の家を作ってあげられて、しかも設計料もいただけて、設計事務所の宣伝になって、自分の懐は一切痛まないという夢の企画だったはずなのに、なんでこんな事になっちゃったんでしょうかね…

まあ、「完全犯罪は成り立たない」て事ですよ(えっ)

ここ最近のドリームハウスのヒドイ物件を見ながら(確かにネタとしては面白いけど、実際に人が住むとか大切な財産を使って建てているとか思うと笑いも凍ります)
「もうちょっと賢くセンスよく建てる方法はあるはずなんだけどなー」
と思ってたら。

ありましたねー。
被災地に仮設住宅としてコンテナを積み上げた集合住宅を実作した坂茂さんの作品群が素晴らしくて。
あまりにも目覚しいデザインで感動しましたね。
ローコストで建設の手間もかからず、強度もあり、組み替えて移設する事もできる。
そのコンセプトもレイアウトもインテリアも素晴らしくて感動しました。

CONTAINER TEMPORARY HOUSING - Onagawa, MIYAGI
コンテナ多層仮設住宅 - 宮城県女川町


是非、クリックして御覧ください。
これが建築ですよ!
坂茂さんは世界的なメジャー建築家だからドリームハウスと比べるのもおこがましいんですけどね)

んで、フト思ったんですけど。
「そういえば、ウチの元ネタになった家って今、どーなってんだろう?」とね(^_^;)

オランダの建築家レム・コールハースの実質デビュー作。
パリにある「Villa Dall’Ava」



ぐぐってみたら、かなり外装は古くなってましたがやっぱり素敵なお宅で。
(内装の写真は少ないですね。出来てから随分時間も経っているし個人住宅なので)
うっとりしますね。

んで。
知っている人は知っている。
我が家の写真も最後に載せとこw
建築当初はこんな感じでした。