山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

犬の伝統

娘ズも相当バトンを可愛がっておりまして。
弐号機なんかは気がつくと膝の上にバトンを乗せて、一緒に寝室の片隅に座っております。

そしてふたりとも、毎日呪いのように(^^;「バトン、大きくなれ〜〜」と言い続けておりますw
「大きい犬がいいの?」と聞きますと、
犬は大きい方が面白い」と即答します。ふーむ(^_^;)

「飾り毛が伸びてきて、バトンはなんか愛玩犬ぽくなってきたね」と初号機。
「いやいや、バトンは愛玩犬じゃないよ。一応…作業犬…?」とワシが言うと、
「こんなインドアの引っ込み思案な作業犬はいない」と初号機w確かにw

でも、いつも散歩に出ると、どんぐりの小枝とか。オニグルミの実とかをくわえてせっせと家まで持って帰っているので本犬は作業をやっている気満々なんですけどね。

そういえば、ボイスも色々と拾ってましたな>散歩中
大根、あわびの貝殻、サザエの貝殻。
気に入ったものは犬小屋の奥深くにしまい込んで、時々は取り出して遊んでおりました。

一番笑ったのは、ボイスが生きた亀を拾ってきた時。
散歩の途中で用水路の中を何かのぞき込んでいる?と思ったら、飛び込んでいって。
直ぐに戻ってきたと思ったら口に生きた野生の亀がくわえられてて思わず爆笑。

そのまま得意満面の表情で亀を自宅に持ち帰るボイスの姿。忘れられません。
(亀はその後、うちの庭で放したらものすごいスピードで逃げていったので、「野生の亀の逃げ足は早い」とその時、初めて知りました)

夫はバトンの事をどう感じているのだろう?と思って質問してみると。
「玄関周囲に何かが居てくれるだけで気持ちが救われる」
と申します。

ボイスの場合、誰かが通りかかると犬小屋の中で寝ていても、わざわざ起きだして来て、
「ナニナニ?何処か行くの?」と様子を伺いに来てましたが、バトンはw
クールクールで夏がくる」系の犬なので「ほぼ無視」なんですけどな(苦笑)
それでも何も居ないよりマシ
家族の心が安らぐのです。

しかし、一応はバトンなりに気を使っているようで。
夫が事務所で仕事をしていると、ずーっと付き添って夫の横に控えておりますな。
ボイスがかつてそうしてたように。
夫が寝室に戻ってくるまで、バトンも戻ってきません。