山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

BORN AGAIN

なんとタワレコ通販、初の快挙!
発売日前日にフラゲが出来ましたよ!!

「なんだ、やれば出来るじゃん…タワレコ」(´・ω・`)

今までと違うのは、佐川急便からゆうパックに変わったこと。
多分、この方が料金も安いし早いんじゃないでしょうかね?
今までは「発売日翌日」に到着することが多くてやきもきしてたんですが。
これからもこの調子で頑張ってください!(`・ω・´)b

そして色々と噂で聞いている、HORN AGAINツアーのZeppTokyoでの録画を見始めましたよ…
「そんなに悪く無いじゃん、てか、さわおのヴォーカル、今までのライヴDVDでのベストワークじゃない?

あまりの出来の良さにビックリですよ。
機材トラブルがあったのと、やっぱり、震災の後で。
なかなか普通の精神状態では出来なかった公演のようなので、心配していたのですが。

なんだい、全然問題ないじゃんか。
ただやっぱり、さわおが様子がおかしいですね…
普通じゃない。完全にテンパっている。虚勢をはって普通でいようとしている様子が痛々しくて、思わず目を逸らしてしまう場面もあります。

「こんなさわお、見たこと無いよ…」

「色々傷ついたんだろうな…でもそれは、3・11を経験した日本人誰もが共通の気持ちだったわけで…」
とか思いながら、ハラハラしつつ見ていたのですが。
最後に思わぬ名言が飛び出して、まさに( ゚д゚)ハッ!とさせられました<顔文字はバカみたいですが。

以下ネタバレ↓

さわおの名言】どんなに想像を絶するような絶望的な事があっても、俺たちピロウズ音楽を止めないでライブハウスで待っているから!

さわおの震災に対する宣戦布告というか。
「オレは何があっても、来てくれる客が居ても居なくても変わらずに音楽を鳴らし続けるから!」という決意表明なんだと感じました。
ツアー中に3・11が起きて。
ツアーを続けていいものなのかどうか悩み、苦しんで。
メンバーの実家にもそれぞれ不幸が起きて。
その果ての結論が、「音楽をやり続けていく」だったピロウズの決意に泣かされました。

このツアーはまさに巡礼のようなものだったはずで。
夜も眠れず、苦しみつつ「どんな顔で演奏すればいい?」と考え続けたさわおの姿はまるで殉教者のようでしたね。
苦しんだ痕跡が、いつもとは違う様子のさわおの姿に滲み出していますよ…

その最終日(一日目)
DVDシューティングの日にまさかの機材トラブル。

演奏を中断すること無く、ギターを置いてハンドマイクでまさに「絶唱」しながらバスターズを励ますさわおの姿に思わずワシは涙腺が決壊しましたね…

お客さん(バスターズ)も泣いている…
ワシはこんなに普通の一般の人が、本気で号泣している映像なんか殆んど見た記憶がありませんよ。
男性も女性も、さわおの歌声に応えて、あられもなくぐしゃぐしゃの顔で号泣しながら一緒に歌っている。
ピロウズとバスターズの繋がりの強さを感じた瞬間でした。

そして特典映像についている本当のツアーファイナル。
被災地での延期されてた3公演の最終日。ZeppSendaiでの最終曲「ノーサレンダー」
このステージの上と下に熱く通い合う感情。
コレにはまた…感動させられましたね。

本来なら、涙で唄えなくなった場面も、号泣する皆さんも全員、余すことなく記録として残すことに意味があるのでしょうが。
敢えてさわおはそれをしないw

多分、「その場に居合わせたバスターズとだけ分けあいたい思い出」とか思ってんでしょうね。
独特の照れ隠しっつーか。
そんなモノを感じましたよ>後半の演出(初号機言うところの「ボラギノールのCMみたいな」)

そんな風に3・11が日本人につけた傷の深さ、大きさをしみじみと感じながら。
「でも、ピロウズがいてくれて良かった」と感動の涙を流して、最後のおまけ映像。
「おっさんパラダイス銀河」を見て思わず爆笑(涙も引っ込んだ!w)

あんまり面白かったので、夕飯時に「コレ、見る?」と家族全員に見せたのですが。
夕餉の食卓が爆笑に包まれました…
「右はじの酔っぱらいのおっさんをどーにかしてー!!」と家族におお受け。