山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

音楽の時間です

昨日はお仕事だったので、問題のアニメ「SKET DANCE」〜カイメイロックフェスの巻〜は録画で見ました。
ネットで感想をチェックしたら、「なんかTL上の様子がヘン?」な感じで、「何があったし??」と思いながら録画を見始めたら…
もう、初号機が怒る怒るw

変なアレンジに「ギターはこれでいいのか??」な内容。
しかも観客が「オイッオイッオイッ」って言っているしw

「この曲でオイ厨、すんなよ(#゚Д゚)ゴルァ!!」と初号機が怒る怒るw
(ワシは「うわ、サイテー」と思っただけでしたが)

ま、高校生の即席コピーバンドがやったってテイですから、まあ、いいんでしょうけど…
この曲がこんなアレンジででもないと高校生の心に響かないって設定したのは…誰??
なんか、不思議なアレンジ(ちょっとエルレっぽい)でしたな。

そしてラスト、申し訳程度に流れるオリジナル(ロックストック版)の「Funny Bunny」
(このせいでEDの「Comic Sonic」はカット
なんか不思議構成でしたね。

誰得?

誰も得してない、なんか死屍累々の予感が漂うだけ…
原曲の良さはあまり伝わらず、若者の人生を狂わせて(このシーンのためだけにオーディションで選ばれた子供たち)、なんだかアニメの1エピソードとして漠然と終わった予感がします。

でもラストの「ベストソング賞」を受賞したというシーンでは、PIED PIPERツアー長崎公演でのさわおの叫び、
あの曲はオレが書いたんだよっ!ベストソング賞だったらオレにくれっ!!
というのを如実に思い出してしまってニヤニヤ(・∀・)してしまいました。

ま。こんな放送でも、誰かの心にこの曲の良さが届くといいですね

そういえば、ツイッター上でも「わさお公式」の「中の人」がすごくピロウズに本気で夢中で。
なんか着実にバスターズへの歩みを歩いて行っているのがなんか、好印象です。
ピロウズってなんか、なんかもう、なんて言ったらいいのか…!」みたいに心から感服しているつぶやきが読めるので同じバスターズとして共感しますね…

音楽でみんなを幸せにしたい」って昔、さわおアメリカのインタビュー(2004年頃)で答えてたんですけどね。
当時はそんな事をさわおが日本語ででも喋っているのを聞いたことが無かったので(今にして思い返せば、なるほどアメリカのインタビューでしかそんな本心が明かせない不器用な男なのだと知っているけど)、
「へー。そんな事を考えて音楽をやっているなんて全然知らなかったミポ」くらいにしか思ってなかったんですけどね。

でも、先日の東北公演三箇所での、被災しながらも生き延びて元気に集まってくれたバスターズの姿を前にして、感極まってしまって言葉に詰まったりとか。
仙台での、涙で歌えなくなってバスターズが合唱してさわおの歌を補ったりとか。
またそれで更に涙がこらえきれなくなって後ろ向いて顔をタオルでゴシゴシ拭きながら、バスターズの「ありがとう!」「来てくれてありがとうー!」の声援に我慢しきれなくなって、
やめろ!」って言ったり…

余計なことをしゃべるとその場で号泣しちゃうって自分でもわかってたんだね。
でも全曲やり遂げて、セットリストを見ればピロウズがどんな気持ちでこの曲を被災地で演奏したかが手に取るようにわかる内容で。
最後に観客に向かって「楽しかったかい?また会おうね」と言ったさわおに、ワシはまたしても感服してしまうのでありました。

音楽でだけつながることが出来る。
余計な言葉は要らない。

そんなことが音楽の本当だと言うのに、実行できてない自称音楽家がどれほど多いことか。
ピロウズの、さわおの、常にこの純粋に音楽であろうという姿勢にワシは打たれてしまいます。