山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

カツラじゃないよ・雑巾色の犬

今、放射線治療から帰ってきたところなんですけど。
嬉しい偶然があったので、ちょっと書いておこうっと。

支払いを済ませようと、自動支払い機の前に並んでいたら、
「あら?サイトーさん??」
と声がする。
振り返ると、シマシマ団団員(つまり、同室に入院してた乳がん患者さん)のMさん!

(・∀・)「キャー!久しぶりです。会いたかった!!」
と大喜びしてしまうワシ。
「サイトーさん、髪の毛はそれ、カツラ??」とMさん(^^;

「いやいや、ワシは抗癌剤は使わずに、放射線ホルモン剤だけで治療する事になったんですよ!」
と言うと、
「ああ、ソレは良かったねえ!」
と、自分のことのように喜んでくださいまして。

「Mさんは?」
と尋ねると、
「今、ボウズなの!」
とニット帽をずらしてチラ見させてくださいました(^^;
抗癌剤が昨日から副作用の殆ど無いものに切り替わって、昨日、薬が変わるからって事で一日だけ入院してたのよ。副作用も出てなくて、元気元気!」
とMさん。
うわー、良かったなあ(´;ω;`)

お互い早口に近況報告をして、
「逢えてよかった!治療がんばろうね!!」
と言い合って、固い握手で別れました。
なんと言うか。
同じ頃、入院してた同室の患者さんたちとは年齢も病気も病状もバラバラだったけど、なんかしら「一緒に戦う友達」って意識があって。
なかなかエエもんですな。

でもやっぱり、犬が欲しくて<マダ言うか!?

さっきも病院からの帰り道、夫の運転で家に戻る道すがら。
シェルティ二頭(黒×白、マーブル×白)を引き連れた散歩中の若奥さんが居てですね。
思わず、

「その、雑巾色の方の犬でいいから、ワシにくれっ!!」

と、つぶやいてしまって、夫に、
「アンタは犬なら何でもいいんかい?」
と呆れられてしまいました…

(´д⊂)犬ならなんでもいいんだもん…

昨日の夜、弐号機ちゃんは、
「次に飼う犬は、柴わんこか、柴とハスキーのMIXちゃんがいいなー」
と申しておりました。
あ、お母さんもソレがいいな…
でも、そんな虫のいい話は(ヾノ・∀・`)ナイナイ