山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

放射線治療卒業

放射線治療が終わりましたー!バ、バンジャ~~イ∩( TωT)∩<嬉しくて号泣
自分がまさかこんなに放射線に弱いとは知りませんでしたね。

25回分割で総量50グレイ(40シーベルト)を照射するのですが…
いやはや、さすがひとまとめにして照射したら致死量なだけの放射線ではあるわい…(ーー;
なかなかにしんどかったです。
それと、今回知ったのは、「放射線は体にたまる」という実感です。

放射線の照射が無い日は、みるみる健康体に戻っていくんですよw本当に浅ましいぐらいの勢いで。
なので、ウィークデイの終わりがけ(金曜日とか)はもう殆んどゾンビでした。
体力が尽きて、もう夜の8時を過ぎたら起きてられないんです。

家族のご飯を作っても、自分は食べること無く(眠気が圧倒的に勝ってしまって)寝てしまうこともしばしば(ーー;
初号機の帰りが待ってられなくて先に寝てばかりおりました。

今まではチェルノブイリの子供たちが夏の間とかに、放射線被曝を避けるために外国に滞在したりすることに対して、
「そんなに効果あるのかな?」
と懐疑的だったんですけど。

スマン、本当に効果あるわソレ。
一日、放射線を浴びないだけで、グイグイ体調が蘇るんですね。
ソレが2日3日と重なっていくと、「え?もしかしたらワシ、健康体じゃね??」と錯覚するほどです。

放射線熱傷も絶賛、皮一枚ベロベロ剥がれ中!でありまして。
今日は副腎皮質ステロイド入りの軟膏を貰って帰りました。
あとはゆっくりと体力の回復に努めたいと思います。

放射線治療だけでこれだけ弱音を上げたワシ…抗癌剤がなくて本当に良かった…

毎日、病院にバトンを連れて行って(車と世間に馴れさせるため)ワシの治療中、夫とバトンは病院横の公園で遊んで待ってたんですけどね。

ココで思い知ったのは、「バトンてインドア」って事でしたw

ボイスなんかリードを放そうものなら、もうドコへ行ってしまうやら。
「オレは地球の果てまで走って行ってやるぜ!やるぜ!やるぜ!!」な犬だったんで…目が離せなかったんですが…

バトンはリードを放そうが、持来(モッテコイ)をさせようが。
基本人間のそばを離れません!

家に帰ればまっつぐベッドの下に潜り込んで昼寝w
自分からフェンスの外に出てドコかへ行こうというアイデアは皆無のようです…