山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

最底辺から脱出中

放射線治療が半分過ぎたので、またぞろ放射線医(若い女性の方)と面談。
「何か変わったことはありませんか?」と聞かれて、
「最近、毎朝、起きると首の左側だけが痛くて…更年期の症状でしょうか?」と尋ねるワシ。

「うーん、ノルバデックスの副作用として、関節のこわばりや傷みが報告されているようですけどねえ」
と、話されるのを聞きつつ、ふとデスクの上の電子カルテを見やると…

前回の面談でのワシの発言
「実は夕べ、14年間飼ってた愛犬を安楽死させてしまいまして、今は気分が最底辺なのです」
が、バッチリ全文一文一句残さずに文章として書き残されておりまして(:D)| ̄|_

「そ、そんな細かいことまでカルテに書き残してくださって、ありがとうございます」(ーー;;
と、ちょっと恥ずかしい気持ちになりました。
まあ、嘘じゃないんだし、本当に毎日泣き暮らしているからその通りなんですけどね…

そんな中、やっぱり「どこかに行き場のない子犬ちゃんは居ないものかのお?」と探し続けているのですが。
今は子犬ちゃんのシーズンでは無いようで?(ボイスはちょうど今の時期に生まれた秋子だったんだけどなー)
なかなか情報に出会えないままでおりましたら。

ネッ友の東京在住Mさんが、
「沖縄にいろいろ居るみたいよ?」と教えて下さり。

丁度、沖縄のレスキュー情報を読んでいたところだったので、
「そうなんだよね、沖縄って人間の出生率も高いけど、犬の出生率も高いのかな?」
と、不思議な気がしたのですが。
とりあえず、沖縄でレスキュー活動をなさっている方に連絡をとってみました。

「かわいい子犬ちゃんだし、もう貰い手も決まっているかも」
と、ダメもとで(^^;連絡をとったのですが。
存外あっさりと色よい返事が帰ってきまして。

…もしかしたら、思ったよりも早い時期にウチに子犬ちゃんが来てしまうかもしれません。

「オマエ、ボイスが死んでそんな直ぐに…!」
と夫は呆れ顔ですが。
ワシが毎日泣き暮らしているのは多分、ボイスも望んでないと思うよ…

悲しくなったら、寂しくなったらボイスの名前を声に出して呼んで。
時々は山に登ってボイスのお墓に花を手向けて、ボイスの墓の前でさめざめと泣き、
ボイスの事を生々しく思い出してはまた改めてさめざめと泣くのは多分、まだしばらくの間、続くんでしょうけど。

初七日も過ぎたわけですし。
「縁があればいつでもOK」
な立場ですから。
空港に子犬ちゃんを迎えに行くのが実は結構…ていうか、物凄く楽しみな気持ちになってきたんですけど。

うーん、首輪、新しいの買わなきゃなーとか。
ケージも持っていった方がいいのかなー?とか。
名前、なんてつけようかなー??とか。

最底辺から徐々に脱出中であります。